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インターネットに関心を持つほとんどの企業は「接続事業」をすれば儲かると考えていたが、林にはホームページ制作がビジネスになるという直感があった。そこで、旧知の仲だった伊藤が仲間たちと創業していた「エコシス」にホームページ構築を発注するようになった。
こうして、伊藤・林両者が運営していた会社のスタッフが、ホームページ制作業務によって相互に行き来するようになり、「それなら会社を一緒にしてしまった方が合理的」ということで、二人を共同創業者として「デジタルガレージ」が誕生した。
ところで、林の読みは「ホームページ制作」だけではない。ホームページの次には「検索システム」が、さらには「Eコマース」が必要とされることがもう彼には見えていた。彼のビジョンに向かってデジタルガレージの歩みは始まったのである。
本書は、デジタルガレージの軌跡だけでなく、ITとテクノロジーが次の20年でどこに向かうのかについても言及される、予言的な内容となっている。
卓越した予測力と行動力でインターネットの未来を切り開いてきた同社が次に向かうのはどこか。ネットにかかわる人は必見だろう。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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