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フジ長谷川氏に、NHK堀氏 テレビ局から飛び出したアナウンサーたちの悲喜交交

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(「長谷川豊のAmerican Journey 最終章」より)
 フジテレビを退職し、フリーアナウンサーとなった長谷川豊と、NHKを退職し、フリージャーナリストに転身した堀潤。それぞれ別の方面ながら、在職中から様々な話題を振りまいてきたことで知られる。この春、テレビ局を出て孤軍奮闘する2人の活躍をまとめた。

不正流用で退社 元フジTVの長谷川アナが“反撃予告”ーゲンダイネット(4月2日)

 「とくダネ!」「みんなのKEIBA」などの番組を担当しながらも、昨年、ニューヨーク滞在費の不正利用をはじめとするスキャンダルで週刊誌を賑わせた長谷川。今春、フジテレビを退職すると「全てを明らかにするため、表現者としての最後の責任を取るため」と決意を記し、期間限定の公式ブログを開設。一連のスキャンダルに対して反撃が展開される。

 報道に対して反論の機会を得られぬままアナウンサーを解任された長谷川。ブログ開設当初から「暴露ブログ」として注目を集め、「球体君」「エイトマン」などの暗喩で当時起こった内容を振り返っている。さらにブログに寄せられた批判コメントのうち、数十件以上がフジテレビからのIPアドレスであることを暴露。退職後も続くフジテレビ内部からの嫌がらせに言及した。

長谷川豊元フジアナ、結局何が言いたいのか 冗漫すぎる「真相ブログ」に読者げんなりーJ-CASTニュース(4月12日)

 しかし本ブログに対し、「やたらに話が長い上に、文章にも独特のクセがあり、はっきり言って読みにくい。肝心の「真相」も拍子抜けの感があり、何がいいたいのかはっきりしない」とJ-CAST。確かに暗喩が飛び交う同ブログの内容は、「暴露」や「怨念」を期待する野次馬にとっては拍子抜けだろう。また、このブログに対して、フジテレビ豊田皓社長は「個人のブログなので、とやかくいうことはない」と一蹴し平静を貫いている。

 4月20日のエントリーを持って、期間限定のブログは終了。「本当にいい形で、人生のリスタートを出来るんじゃないか、そう感じています」と筆を置き、新たな世界へ旅立った。

ジャーナリスト堀潤の新しい活動はここから始まる! 「目指せ"オープンジャーナリズム"」ー現代ビジネス(4月1日)

 一方、アナウンサーとしてNHK「ニュースウォッチ9」や「Bizスポ」などの報道番組を担当した堀。東日本大震災以降、原発事故報道におけるNHKの姿勢をTwitterで批判し、フォロワー数10万人を数えるまでの影響力を獲得した。今春からは、報道番組から料理番組の司会者への就任を予定されていたものの、この“左遷”と思われる人事を嫌い、堀氏はNHKを飛び出した。

 NHKを退職すると、早速、現代ビジネスで連載『次世代メディアの想像力』を開始。連載第1回目から、堀の目指す「オープンジャーナリズム」について記事を執筆している。

 アメリカやヨーロッパ各国、韓国などでは法律として保障されているパブリックアクセス権とは、市民が自由に電波を使用して発信できる権利。堀は批評家の宇野常寛らとともに「8bitNews」を運営しながら、この実験を行なってきた。「一次情報を持つ人々が直接発信する時代に、日本のマスメディアは今後ニュースにどう関わっていくのか・・・」堀が模索するメディアのあり方を提示している。

NHK辞めた理由、ネットメディアへの思い、政界進出 すべてを語ったー毎日.jp(4月21日)

 NHKを退職した理由について、「テレビは一方通行の情報しか流していない」「本当にやりとりしなければならないことはリスクがあるから制限をかけて見せましょうねとアリバイ的な使い方だけ」と、旧来型のメディアのあり方への不満を語る堀。国民のメディア不信に応えるためには、視聴者の疑問や不安に対してメディアがしっかりと答えなければならない、と息巻いている。