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年収数億円の金持ちはPHSを使う?低所得者は“見栄”でスマホを持ち生活困窮の愚行

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「Thinkstock」より
 携帯電話やスマートフォン(スマホ)に比べて利用料金が格段に安いため、通信費を抑えられるPHS(簡易型携帯電話)。私用のスマホに加えて、仕事用にPHSを持っている人もいるなど、いまだに一定層から根強い支持を得ている。

 しかし、以前のPHSユーザーも多くはスマホに移行している上、「次に買い換える時にはスマホにする」と考えている人も多いだろう。たとえ収入が少なくても、通信費の高額なスマホを持っている、あるいは今後の乗り換えを検討している、という人は少なくない。

 すでにユーザーが少なくなりつつあるPHSだが、年収数億円も稼ぐような高所得者層が持っている率が低くないという。お金に苦労しないはずの彼らは、なぜPHSを使用しているのだろうか?

 その理由について、家計の見直し相談センターを運営し、家計のやりくりに悩む多くの人の相談を受けている、生活デザイン株式会社代表取締役社長の藤川太氏に聞いた。

高所得者層は、その支出が「投資」か「浪費」かを見極める


「もちろん、高所得者層の中には、お金持ちアピールが好きで派手に散財する人もいますが、年収数億円も稼ぐ人は時間とお金に対してシビアな考えを持っている場合が多く、無駄遣いを徹底的に省く傾向が強いです。彼らにとっては通話やメールさえできれば問題ないため、ゲームやインターネットができるスマホには興味を示さないケースが多いのではないでしょうか。スマホは月額1万円ほどかかってしまうものが多いですが、PHSであれば2000~3000円で済みます。機能的にはPHSで十分事足りるので、わざわざスマホを利用するメリットは少ないと考えているのだと思います」(藤川氏)

 スマホは、機能的には携帯電話というよりパソコンに近い。高所得者層にとって、その高性能や多機能は無駄に感じられるようだ。

「彼らは、買おうと思えば、ある程度なんでも買うことができます。しかし、なんでもかんでも購入しないのは、お金を使う時に、それは『投資』か『浪費』かをきちんと考えているからです。そして、浪費と判断される場合には、なるべく支出を抑えたいと考えます。飲み会でも、高級店ではなく格安居酒屋を選び、幹事でもないのにクーポンを持参するぐらい徹底している人もいます。一方、子供の教育や不動産など、将来に向けての投資と判断した場合には、惜しげもなく何十万円、何百万円、時には億単位の金額を支払うのです。出すべき時にきちんと出し、出さなくてもいい時はなるべく出さない。これができているからこそ、お金持ちになれるのだと私は考えています」(同)