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生涯現役のための「40歳定年」のススメ…会社を辞めても通用する人の共通点

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「Thinkstock」より
「35歳転職限界説」なども囁かれ、独立や転職をためらっている人も多いはず。さらに、年金支給開始年齢の引き上げや「老後破綻」などがクローズアップされ、「より長く現役として働きたい」と願う人も少なくない。


 そこで今回は、『会社に頼らないで一生働き続ける技術 ―「生涯現役」40歳定年のススメ』の著者で、自身も年収1300万円の大企業を飛び出し現在はフリーのジャーナリストとして活躍する井上久男氏に、「会社に頼らないで一生働き続ける技術」について聞いた。

『会社に頼らないで一生働き続ける技術』(井上久男/プレジデント社)
――この本のテーマには、多くのサラリーマンが向きあうと思います。

井上久男氏(以下、井上) 本のタイトルは『会社に頼らないで一生働き続ける技術』ですが、書いたことは技術ではなく思考方法です。40歳からのキャリアをどうするかについて、正解はないと思います。自分から現場に入り込んで課題にぶち当たって、考えていくしかありません。

 この本のサブタイトルは『「生涯現役」四〇歳定年のススメ』ですが、40歳で退職せよという趣旨ではありません。自分がプロフェッショナルであり続けたいという思いを遂げるには、人生の折り返し地点で、キャリアの棚卸しをしたらどうでしょうかと問いかけたのです。

――キャリアの棚卸しには、キャリアをイノベーションするぐらいのつもりで取り組んだほうがよいのでしょうか。

井上 人との関係や世の中の見方は、どんな仕事に就いていても同じなんだろうなと思います。つまり仕事の基本はどこでも同じで、特別なものはないと思います。でも、今の人たちは、生き残っていくためには、何か特別なものがあるんじゃないかと考えているのではないでしょうか。

 この本に登場する20人のなかには華々しいキャリアの人もいますが、皆さん、当たり前のことをちゃんとやっている人たちばかりです。会社に居場所がなくなって新天地を求めた人もいますが、当たり前のことをちゃんとやってきたから、新しい仕事でも通用するんだなと思います。

 たとえば同僚や上司、社外との人間関係の構築の仕方とか、どれに対しても基本に忠実です。

――特別なノウハウではありませんね。

井上 決してハウツーありきではありません。会社を辞めても通用する人には、自分の経験を積み重ねて、そこから経験則を見いだした人が多いのだろうなと思います。

『会社に頼らないで一生働き続ける技術 ―「生涯現役」40歳定年のススメ』 社会保障制度の破たん、中年リストラの加速で「下流老人」が増える中、 会社に頼らず「定年後」も働き続ける人生を自ら勝ち取った男たちの人生とノウハウを紹介。 著者自ら年収1300万円の大企業を飛び出し、一生の仕事を得た。 資産運用や節約に頼らず人生とマネーライフの充実を得るためになにをすべきか――。 20人のケーススタディで「一生働き続ける技術」を紹介していく。 amazon_associate_logo.jpg