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AVの雄・SOD、「ナンバーワンよりオンリーワン」へ解体的改革始動…エロの総合企業目指す

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「Thinkstock」より
 12月24日付記事『AVの雄・SOD、大量人材流出で「壊れかけ」危機…35歳の監督出身社長、大改革断行』では、アダルトビデオ業界の雄であるソフト・オン・デマンド(SOD)の社長に就任した野本義明氏(野本ダイトリ)に社長就任の経緯や監督時代のエピソードなどについて聞いた。


 後編となる今回は、AV業界の未来やSODの今後の展望などについて、さらに野本氏の話をお伝えする。

業界縮小でも「エロ」は必ず生き残る


――アダルト業界全般の市場は縮小している傾向にあり、企業としての将来性に不安が残ります。

野本ダイトリ氏(以下、野本) 確かにDVDなどのパッケージ市場は縮小しています。しかし、やっぱり「エロ」というのは必ず生き残るもの。それがインターネット配信になるのか、VR(仮想現実)になるのか、それともライブチャットのようなかたちになるのかわかりませんが、それをつくるのは結局クリエイターなんですよね。

 その中で、「SODはSODだよね」という「オンリーワン」を目指していこうと思っています。数字的なトップというのはまったく考えていません。僕自身、今まで「AVで面白いものをつくりたい」という想いでやってきたので。

――野本さん個人として、「また監督をやりたい、作品をつくりたい」という気持ちはあるんですか?

野本 もう、明日にでも監督に戻りたいですね(笑)。まだまだ撮りたいものがたくさんあるし、やり残したこともいっぱいある。僕は個人的に『人妻モノ』が好きなんですが、後輩監督が人妻モノ担当で、その作品に起用する女優さんのプロフィールを見ていたりすると、「僕が撮りたいな」と思いますね。

――そこで「これ、俺が撮るから」という社長権限はないのですか?

野本 ないんですよ。AVメーカーの社長って、お金がいっぱいあって、いい女を連れ歩いて、夜は豪遊……というイメージがあるじゃないですか。これ、現実はすべて真逆です。基本的に朝から晩までずっと会社にいますし、会社に泊まることが増えたために監督時代よりも家に帰らなくなりました。食事しながら仕事していますし、シャワーも会社で浴びます。社長就任祝いにもらった布団で寝て、朝は後輩社員に起こされるという毎日です。

――社長にならず、そのままAV監督をやっていたほうがよかった?

野本 でも、今はすごく充実しています。僕は経営の「け」の字も知らなかったので、AV監督として培った知識で社長をやるしかない。監督時代の、話して人を口説き、現場の瞬間、瞬間でジャッジして、絵を決めて……っていうのは、すごくいい経験になっています。経営判断的な場面でも、「これはAVに例えると……」と当てはめて考えています。そこにしか、自分の成功例と失敗例がないので。

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