3連休明けは誰でもやる気が出ないもの。ようやく本調子に戻る週末には仕事が溜まっていて遅くまで残業する羽目に…といったことは避けたいところです。
そこで今回は、休みボケした頭をしゃっきりさせてやる気を出させてくれる方法を、さまざまな書籍から厳選して紹介します。
1.デスクを片付ける
「やる気」を出すにはキッカケがあったほうがいいもの。仕事を始める前のアイドリングにデスクの片づけをしてみましょう。デスクがきれいだと頭の中もすっきりするので、効率良く仕事が進められるはずです。
2.自分の“登場曲”を決める
何か作業を始めるときに、心のスイッチを入れる「自分自身のテーマ曲」を聴いて、立ち向かう体勢をつくってみましょう。「やる気」が盛り上がるならアップテンポな曲でなくてもOKです。
3.「事前いいわけ」を増やす
あまり良いイメージのない「いいわけ」は、やる気が出ない時期には効果的な面があります。ただし、他人には言わず、あくまで自分の心の中で「この状況なら仕方ないよ」「おまえはよくやっている」と言い聞かせると、これから取り組むことのハードルが下がるといいます。
4.意外性を日常に持ち込む
日常を破ることで新鮮な気持ちを取り戻すのもひとつの方法です。いつもとは違うお店でランチをする、おやつにスイーツを買ってみるといった普段のパターンを破る行動をしてみましょう。
5.「お金」をかけてモチベーションを高める
外回りや場所を問わない仕事であれば、カフェやホテルのラウンジで仕事をしてみるのも一つの方法です。気分を変える以外にも、「お金を払う」ということから、出したお金の分だけ元を取ろうと「やる気」が出てくるかもしれません。
6.「やる気スイッチ」を見えるところに置く
目に見えるところに目標や自分を奮い立たせる言葉やモノが置いてあれば、「やる気」も出やすくなります。今週の目標を紙に書いてパソコンの画面横に貼ったり、お気に入りの名言が書かれた本を置いたり、子供の写真を飾ってみるのもいいでしょう。
7.普段の2倍の回数、あいさつをする
いつもの自分が「当たり前」にやっていることを、「当たり前ではない」レベルまでやってみることで「やる気」が戻ってきます。連休でダラダラした状態が「当たり前」になってしまった意識を挨拶やお礼を2倍にすることで解消できます。
8.ノートにやりたいことを30個書く
あれこれと妄想をするのは楽しいものです。できるできないにこだわらず、自分が「やりたいこと」をノートに書きだしてみると、脳も活発に働き、「やる気」が出てきます。書き出す内容は「芸能人とデートする」「海外に別荘を3つ持つ」といった非現実的なものでも大丈夫です。
※8つの方法は以下を参考にしています
[1、2]『1分で頭の中を片づける技術』(鈴木進介著、あさ出版刊)
[3、4]『1分間回復法』(松本幸夫著、経済界刊)
[5、6]『東大生だけが知っている「やる気スイッチ」の魔法』(岡田真波著、主婦の友社刊)
[7、8]『成功は99%が情熱!――どんな人でもやる気になれる36のアクション』(水野元気著、ダイヤモンド社刊)
どの方法も、すぐにできる簡単なことばかりなので、まずは気になったものをひとつやってみてはいかがでしょう。10月、11月にも三連休がありますが、「やる気が出ない」を解消する方法を知っておけば、休み明けが憂鬱になることなく連休を楽しめるそうです。
(ライター:大村 佑介)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。