この世の中には、億単位でお金を動かし、不自由のない暮らしを謳歌する成功者、「ビリオネア」がいます。
ビリオネアたちは、オシャレな服を着て、美味しい料理を食べ、ワクワクするような体験をし、冒険心に溢れた、過重な労働とは無縁な日々を過ごしています。
でも、なぜ彼らは成功者になることができたのでしょうか。そして、この変化が速い時代に、成功し続けることができるのでしょう。
そのヒントは、彼らが大切にしている習慣にあります。『ザ・ビリオネア・テンプレート 500億を動かす成功者がやっているたった1つの法則』(泉忠司、佐藤文昭著、あさ出版刊)は年間500億円以上を動かす2人のビリオネアが、成功をつかむために必要なマインド、行動、習慣を教えてくれる一冊。
では、具体的にどんなことが書かれているのでしょうか?
■根拠なき自信を持ち、ハッタリをかます
成功者は常に自信溢れる振る舞いや発言をします。それはなぜか? 彼らは自信が成功を呼びこんでくれるということを知っているからです。
普通の人は、「成功したから自信がつくのだ」と思うでしょう。実際はそうではありません。勝つことができる人は、自分の勝利に対して疑いなく邁進できる人です。
だから、ハッタリをかますのが得意なのが成功者の特徴です。
「自分はこういう人になって億万長者になる!」「今までの自分と違う、ステージをあげた人下として生きていく!」と、心の持ちようを変える「マインドセット」を行い、その目標に向けて行動を起こせる人が成功者となるのです。
■完璧じゃなくてもとにかく行動!(打席に立つ)
でも、なぜ多くの人は目標を決めるのに成功できないのでしょう。
それは、行動しないからです。
どんなに成功のための情報を集め、超一流の人のリソースを得たとしても、行動しなければ、成功者になれる確率は0%のまま。
著者は次のように述べます。
――ゴールを決めて、そこにたどり着くための最高のリソースをリサーチし、そのために必要となる最高の対価を支払う。そして行動するための打席に立つ。そうすれば、絶対にうまくいきます。
ただ、勘違いしてほしくないのは「最初の打席でぜったいにうまくいく」とは言っていないことです。
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「絶対にうまく。その確率は100%だ。ただし、この打席とは限らない」(『ザ・ビリオネア・テンプレート』P143-144より引用)
打てるまで打席に立ち続けること。
そして、何より大切なことは、「何回も打席に立てる自分でいること」。
経済的にも肉体的にも余力を持っているうちは、自信を持ってどんどん勝負していくべきなのです。
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本書には、著者たち自身の経験をはじめ、ネットビジネスで大きな成功を収めた人や、半年で10億円を稼ぐ人たちのエピソードも出てきます。
それらから見えるのは、人間関係を大切にし、疑いなく自分の目標に向けて邁進する成功者の姿。どんなに急なスケジュールでも快く仕事を受けたり、心の底から恩義を感じてビジネスの手伝いをしてくれたり…。彼らはドロドロした競争の世界に身をおくことなく、爽やかに友情を育んでいます。そうした人間関係が、成功を呼び込んでいるのでしょう。
ビリオネアとは言わずとも、成功する人が実践している思考・習慣を勉強できる本書は、人生に悩んでいる人の道標となる一冊。また、著者である泉氏と佐藤氏の対談が収録されている付録DVDも見どころです。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。