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『きみが心に棲みついた』ついに吉岡里帆が下着モデル披露か!ドラマ重く視聴率急低下

文=吉川織部/ドラマウォッチャー
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 吉岡里帆が初の主演を務める連続テレビドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)の第2話が23日に放送され、平均視聴率は初回から0.9ポイント減の8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。吉岡は、向井理演じる星名と桐谷健太演じる吉崎という2人の男性の間で揺れ動く女性、今日子を演じている。

 下着メーカーに勤める今日子は新プロジェクトに招かれるが、それを率いていたのは、かつて暴力と恐怖と甘い言葉で今日子を支配下に置いた星名だった。チームメンバーの八木(鈴木紗理奈)も威圧的な態度を取るばかりで、今日子の努力をまったく認めようとしない。

 そんな折、今日子は妹からの電話で、親戚の結婚式に自分だけ呼ばれていないことを知る。電話口からは「今日子なんて連れて行ったら親族の恥」と話す母親の声が漏れ聞こえてきた。その日の夜、星名の歓迎会に参加していた今日子は、同僚の飯田(石橋杏奈)がテーブルの下で星名と手をつないでいるのを目撃してしまう。星名は酔った飯田を送ると言ってタクシーに乗り込むが、今日子は必死にその後を追いかけながら「ほかの人に優しくしないで」と泣き叫ぶ――という展開だった。

 予告映像でもほのめかされていた通り、今日子はなんだかんだ言っても星名を忘れられないという結末。今後も、吉崎が良くしてくれるにもかかわらず星名のもとに走るという展開が続くのだろう。今のところ、どうしても今後の展開が気になるというつくりにはなっていないため、視聴率的にしばらくは苦戦が予想される。

 吉岡は今作が連続ドラマ初主演となるが、残念ながら現時点での評価は芳しくない。2017年1月期の火曜ドラマ『カルテット』(同)では、ぶっ飛んだ不思議系キャラで一躍注目を浴びたが、今回のオドオドキャラはまったくハマっていない。複雑な背景を持つゆえに一見矛盾したような行動を取るキャラクターを演じているため、まだ役柄をつかみ切っていないのかもしれないが、吉岡自身が今日子という人物に感じている疑問が表面に出てきているような印象を受ける。第2話でも、今日子のドンくささを強調する演出としてハイヒールで転ぶシーンが繰り返されたが、吉岡のオドオドキャラに説得力がないため、計算してドジッ子を演じている“あざとい”キャラに見えてしまう。

 地のキャラクターに説得力がないので、今日子が何をやってもその行動が浮いてしまう。星名からの卒業を誓っていたのに、飯田と星名が手をつないでいるのを見ただけで急に星名に執着し始める意味もよくわからないし、タクシーを追いかけて道の真ん中で転び、泣きながら目で後を追うシーンも典型的すぎてギャグかコントに見えてしまう。そうかと思えば、雨にずぶ濡れになりながらファミリーレストランの窓の外に立ち、「私、醜いんです」と吉崎に向かって叫ぶというホラーテイストな演出もあった。

 今日子は母親に存在を否定されていたという悲しい過去を持つため、行動がおかしかったとしても無理はないが、それを踏まえてもこの主人公についていくのは少々しんどい。また、今日子と星名の関係性だけでも十分重いのに、八木や飯田といった社内の他の人間まで今日子の敵に回ってしまい、「見ていてつらくなる」といった声も少なくない。

 予告映像によれば、第3話で今日子は、星名に新作下着発表会のモデルになるよう命じられる。吉岡はかつてグラビアで豊満なバストを披露していたため、否が応でも耳目を集めるシーンとなりそうだ。ただ、もし本当に吉岡が下着姿になったとしても、展開上盛り上がる場面ではない。逆に、第1話同様に結局脱がなければ「出し惜しみ」「予告詐欺」と批判を集めるおそれもある。

「女優が脱ぐか脱がないか」で視聴者の関心を引こうとする演出はあまり感心できないが、吉岡が最近「文春オンライン」のインタビューで過去のグラビア批判を事実上撤回し、「やってよかった仕事だと、胸を張って言えます」と発言を軌道修正したのは、今ドラマにおいて肌を露出するからではないかとの臆測もある。

 果たして、制作側の思惑通り、第3話で盛り返せるだろうか。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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