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プレミアムフライデーで無理矢理に金曜15時退社したら、ヤバいほど「幸せ」だった

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上野では博物館のイベントを満喫

 神保町を後にした筆者は、地下鉄を乗り継いで上野駅(東京都台東区)を目指した。平日の夜に訪問しづらい場所として頭に浮かんだのは、美術館や博物館である。せっかくのプレミアムフライデー、食欲の次は文化的な欲求を満たそうというわけだ。

 プレミアムフライデーに限らず、毎週金曜は20時まで開館しているという国立西洋美術館の敷地に到着。普段だいたい21時まで勤務している筆者が、平日に訪れることのできないスポットであるのはいうまでもない。

 国立西洋美術館に足を踏み入れると、背広姿のスタッフが「このあと18時15分よりミニコンサートが始まります。よろしければご覧になってください」と呼び込みをしているではないか。

 前庭にはロダンによる大型ブロンズ像「地獄の門」があり、その手前に譜面台や観客用のベンチが設置され、小さな野外ステージが出来上がっている。コンサートは文化庁が主催するイベント「フライデー・ナイト・ミュージアム@上野」の一環だと知り、筆者も聴いていくことにした。

 ステージに現れたのは、「こぱんだウインズ」と名乗る5人の金管奏者たち。2011年に同年の東京藝術大学の入学生を中心に結成された吹奏楽団「ぱんだウインドオーケストラ」の出身で、トランペット2人に加え、ホルン、チューバ、ユーフォニアムが1人ずつという編成だった。

 開演前こそ、スタッフが「まだお席あります」と声かけするほどの寂しい客入りだったが、いざ演奏が始まると、その優雅な旋律に引き寄せられたのか、観客が続々と集まってくる。ラーメン二郎とは異なり、コートに身を包んだ会社員風の男性も多い。ベンチはすべて埋まり、後方にはカメラやスマートフォンを構える立ち見客も発生していた。なるほど、「地獄の門」と枯れ木をバックにライトアップされた彼らは、とても絵になっている。

 30分足らずのステージではフォーレ作曲の「パヴァーヌ」、ビゼー作曲の「カルメン」などが披露され、最後はMC担当が「もう1曲ご用意があるんです」とはにかんでからアンコールの「オー・シャンゼリゼ」でフィニッシュ。終演後は、そのまま美術館の入り口に歩いて行く人々の姿が目立った。

「この気温で楽器は冷えてしまわないのだろうか」と素人じみた心配をしていた筆者だったが、彼らの演奏中は夜風が落ち着いていたように思う。なお、コンサートは筆者が着く前の17時にも行われ、その回には安倍晋三内閣総理大臣が出席していたらしい。

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