そのため「テレビの下町ロケット。詰め込み過ぎで、原作を読んでいないと話についていけないレベル」「下町ロケット、前のを見てなかったから話についていけない」「なんかジェットコースター並みの展開。早すぎる」「下町ロケット、話が難しすぎてわからない」という声もあがり始めている。

 ところどころ前シリーズの説明が入っている箇所もあるにはあるが、なにゆえ本編も「ギアゴーストのトランスミッション開発」と「帝国重工のロケット事業、バブル開発」が同時進行で展開されていっているため、今回から初めて『下町ロケット』を見始めた人にとっては情報量が多すぎて処理しきれないのだ。

 それに加えて、登場人物も非常に多いわけだが、こちらもすでに「視聴者は知っている」という前提で話が展開されていくため、もはや誰がどの会社に属していて、一体何をしている人なのかということすらわからないまま、第2話も終わってしまったという人も多くいることだろう。

 やはり続編を意識し過ぎるあまり、初めて見る視聴者も大勢いることを忘れてしまった製作者側に責任があるのではないだろうか。現状では、新規視聴者の獲得に苦労しているように見受けられる。

 早くも、前シリーズが大ヒットを記録したという驕りが仇となり始めた『下町ロケット』。このまま下火にならなければいいのだが。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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