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ウーバー「空飛ぶタクシー」、新宿-横浜間を10分で飛行…4年後に運航開始

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ウーバー・テクノロジーズ本社(写真:AP/アフロ)

 目下、急進展中のデジタル革命が、世界の経済や生活をひっくり返すほど変えつつある。スマートフォンがその象徴だ。2007年にiPhoneが世に出てから、わずか10年あまり。日本でも、20代に限ると9割以上がスマホを個人保有し、スマホでのやり取りが日常風景になった。

 このほど開かれた、世界最大のモバイル世界イベント「MWC2019バルセロナ」。従来の液晶に代わる有機ELを使い、その特性を生かした折り畳み式のスマホが華やかに登場した。スマホ出荷額世界トップの韓国のサムスン電子と3位の中国の華為技術(ファーウェイ)が同時発表したのだ。

 今年半ばにも実験が見込まれる、次世代通信システム「5G」の普及をにらんだニューモデルだ。5Gは高速・大容量・低遅延で、通信速度は現世代の100倍。しかも、大容量のため、あらゆるものがインターネットにつながるIoTの基盤となり、自動運転車など新イノベーションへ道を開く。

 こうした機運のなか、とりわけ重大なインパクトを社会に及ぼすのが、シェアリング・エコノミーの広がりだ。ライドシェア(クルマの相乗り)や民家、別荘のシェアのように、個人の「遊休資産」を共有して利用できるようにするサービスを指すが、社会への影響は大きい。それは、単なる利便性の向上を超える。資本主義の前提である「私的所有」を否定するかたちを取るからだ。

「持っている価値」よりも「使用できる価値」が、「私有」よりも「共有」の価値が、サービス拡大につれて広く浮上してくる。資本主義で共有されてきた「私的所有」の伝統的な価値観が疑われ、揺らぐようになる。それは、資産所有にかかわる根本的な変化になり得る。

 そもそも、手に入れた資産が当初見込んだ価値を長期にわたり維持することはあり得ない。価値評価は時と共に増減する。家やクルマのように、古くなってむしろ価値が減るケースも多い。優良資産が売れない不良資産に変わり、コスト負担を増やし続けることもある。

 つまり、資産を持つことは管理の煩わしさに加え、税金や維持費などコスト負担のリスクを伴うのだ。これが心配の種になって、精神的負担にもなる。ここに、シェアリング・エコノミー登場の歴史的な意義が浮かび上がる。利便性と安いコスト、所有と管理に縛られない気楽さが、生活を快適にするという価値意識の高まりだ。

シェアリング・エコノミーの市場規模は急拡大

 筆者は昨年夏、米国ロサンゼルスを訪れた際、国際空港から20キロほど離れたホテルに滞在した。帰国する朝、タクシーがなかなか来ないのでシェアリング・サービスのウーバーを呼んだ。すぐに現れたごつい一般の中古車は、スマホのナビを頼りに無事に空港着。料金はドライバーとの交渉で決まるが、30代と思える先方は「50ドル!」と勢いよく請求してきた。「高い!」と断ると、「では20ドルでどうだ」とトーンダウン。結局、チップ5ドルを足して計25ドルで円満決着した。ウーバーは移動シェアリング・サービスの世界最大手。総務省の「情報通信白書」によると、日本を含む世界606都市で利用されている。

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