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auデータMAXプラン“格安料金”表示は消費者を欺いている!特殊な制約条件があった

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auのHPより

 見た瞬間、「スマホの料金もここまで安くなったのか!」と喜んだ人々も多いだろう。

 データ容量上限なしの使い放題で、5980円/月。auの発表したプランの1つの「auデータMAXプラン」。だがそれはさまざまな割引を受けた後のことであって、正規料金は8980円/月なのだ。この3000円の差を消費者は許容できるだろうか。

「アウトです!」

 そう断言するのは、ITジャーナリストの三上洋氏だ。6月からの新プランは、3種類。auのサイトで料金を見ると「新auピタットプラン」は1980円/月、「auフラットプラン7プラス」は3480円/月、「auデータMAXプラン」は5980円/月となっている。

 実際の価格は「適用条件など詳しくはこちら」をクリックして別のページに飛ばなければならない。そちらを見ると割引を受けない場合の正規料金は、「新auピタットプラン」は、最も少ないデータ利用量でも2980円/月、「auフラットプラン7プラス」は5480円/月、「auデータMAXプラン」は8980円/月だ。1000~3000円の差があるわけだが、正面に大々的に書かれているのは、割引された料金のほうなのだ。

 三上氏は憤りを隠さない。

「たとえばデパートなどでは、そのデパートのクレジットカードで決済すると、5~10%割引になるということがあります。正札に割引後の値段が書いてあって、現金で払おうとしたら違うっていうことになったら怒りますよね。それと同じことをやってるんですよ」

 具体的には、どういうことなのだろうか。

「auデータMAXプランで5980円/月にするには、まず第1に3人の家族割りでそれが同居していなくてはいけないんです。3人家族でもお父さんやお母さんが単身赴任したり、子どもが進学で独り暮らしになったりするともう適用されないわけです。NTTドコモやソフトバンクの家族割りはもっと緩やかで、同居していなくてもかまいません」

 auも一般的な家族割りでは同居していなくてもいいようだが、3つの新プランについては、明確に「同居家族」と限定している。核家族化の進んだ現在で、この割引を受けられる家族はそんなに多くはないだろう。

「auデータMAXプランで5980円/月にするには、第2にauスマートバリューの適用を受けなければなりません。これはKDDI系列の光回線に申し込むことで適用される割引です。そして、第1、第2の条件を満たしても、たった6カ月の割引が含まれているので、5980円/月になるのは6カ月間だけなんです。auのユーザーは学生や若い人が多いので、そういう独り暮らしの人は家にネットを置かないんで、光回線は引かないでしょう。そうすると正規料金の8980円/月を払うことになるわけですよ」

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