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安倍首相、無届けで加計学園「名誉客員教授」兼職の萩生田氏を「文科大臣」に起用

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萩生田光一文部科学大臣(写真:AP/アフロ)

 安倍晋三政権の内閣改造・自民党役員人事が波紋を呼んでいる。党役員人事では、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、森山裕国会対策委員長が続投、新たに鈴木俊一総務会長と下村博文選挙対策委員長の就任が発表された。

 内閣改造で“サプライズ人事”と話題になっているのが、小泉進次郎環境大臣の誕生だ。小泉大臣といえば、言わずとしれた小泉純一郎元首相の次男で現在38歳、戦後3番目の若さで初入閣を果たした。8月にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を発表し、来年には父親になることも明らかにされている。

 かねて「ポスト安倍の有力候補のひとり」と言われており、結婚発表時には安倍首相と菅義偉官房長官に報告し、首相官邸で取材に応じたことから、「これで入閣が確実」との声も上がる一方で、「いや、まだ早すぎる」との見方も浮上していた。結果的に、安倍首相は“自民党のプリンス”を閣内に置く決断をしたことになる。その狙いは、なんなのだろうか。

「目前に控えた消費増税が政権にとって向かい風になるのは確実。そのため、稀代の人気者を登用することで、世間の目を少しでも景気停滞ムードから逸したいという狙いが見え隠れします。つまり、小泉大臣を政権の“広告塔”として利用するということでしょう。

 いずれにせよ、これから話題は『進次郎のお手並み拝見』といった方向に向かうでしょうからね。2009年に初当選した小泉大臣は現在、衆議院議員4期目。これまで、復興政務官や党筆頭副幹事長、党厚生労働部会長などを務めてきましたが、政治家としての具体的な成果はなきに等しい。そのため、『知名度と雰囲気だけで、ついに大臣ポストを射止めたのはすごい』と皮肉る声も上がっています。

 閣僚のなかでは環境相は無難なポストと見られがちですが、東京五輪が来年に迫るなか、福島の原発問題を抱える日本にとっては重要な役職です。10日には、原田義昭環境相が記者会見で、福島第1原発の放射性物質トリチウムを含んだ処理水について『思い切って(海洋に)放出して希釈する(しか選択肢がない)』『その後の風評被害対策が極めて重要だ』と思い切った発言をしており、後任の小泉大臣は非常に重いバトンを渡されたといえます」(週刊誌記者)

 除染処理を行った後の処理水については政府としての正式な方針が決まっておらず、内閣改造による交代直前とはいえ、現職閣僚の言及は異例といえる。福島第1原発の処理水は敷地内のタンクで保管されているが、すでにタンクは900基を超えており、今も増え続けている。一方で、原田氏が言及した「海洋放出」については、当然ながら漁業関係者らが反発しており、小泉大臣がどのような手腕を見せるか注目されるところだ。

 ちなみに、小泉大臣の入閣について、前東京都知事の舛添要一氏は10日にツイッターで「本人のためにはもう少し下積みをしたほうがよい」「首相は内閣の人気アップを、無能な閣僚は自分への注目が減ることを、TVはワイドショーネタの提供を、役人は大臣を政策実現に利用できることを喜ぶ。これを衆愚政治と呼ぶ」と指摘している。

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