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中山真由美「お片付けで人生を素敵に」

「衣替え」は“捨てる服”の選別を同時に!しまう前の必須作業&便利な収納アイテム

文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO

「衣替え」は“捨てる服”の選別を同時に!しまう前の必須作業&便利な収納アイテムの画像8

 昨年の秋に衣替えを終えたばかりなのに、もう春が来て衣替えの時期。季節が過ぎるのは早いものですね。

 そして衣替えは、大変なイメージがありますよね。近年、暑い日や寒い日が頻繁に繰り返され気温が安定せず、やっとの思いで衣替えを終えたのに、しまった衣類をまた引っ張り出すなどの経験をされている方いませんか? そのため、通年で衣替えをしない方が増えているそうです。それも一つの解決策だと思います。しかし、普段着ない服が邪魔をして、いつも着る服が取り出しづらくなるとイライラすることに……。同様に、何年も着ていない衣類がたくさんあると、いつも着る服が取り出しづらくなります。

 そもそも衣替えはなぜ行うのでしょうか?

(1)シーズン中の衣類を取り出しやすく管理するため

(2)数カ月、着ない衣類を傷まないように大切に保管するため

(3)不要な衣類を取り除き、定量保管するため

 この3つのために衣替えをします。覚えておいてくださいね。

 今回は、賢い衣替えの手順と一緒に、整理のコツも併せてご紹介します。

衣替えは寒暖差に合わせて2回に分けてみて!

「衣替え」は“捨てる服”の選別を同時に!しまう前の必須作業&便利な収納アイテムの画像1
『10分でスッキリ「捨てない片づけ」』(中山真由美/主婦と生活社)

 衣替えを2回に分けて実施することで、気温が安定しない時期に対応することができます。1回目の衣替えは3月下旬(お彼岸頃)から4月中旬あたりまでに終わらせましょう。湿度もなくお天気のいい午前中がオススメです。お住まいの地域によって気温が違うので、平均気温を考えていつ衣替えをするのか決めておくのもいいでしょう。

 参考までに。人は20度を下回ると、長袖シャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、1枚羽織るものが欲しくなるようです。20度から25度までは半袖に1枚羽織るものが欲しくなり、25度を超えると暑さを感じ半袖のみで過ごせるようになるようです。

【参考ページ】

Yahoo!ニュース ウェザーニュース

 1回目の衣替えでは、真冬に使う厚手のモノをしまいます。ダウンジャケットや厚手のニットやコート、分厚い靴下やパジャマなど、真冬に着ていた衣類を集中してしまいましょう。このように、確実に着ない衣類を先にしまいます。しまう前には、クリーニング屋さんに出す、もしくは自宅で洗濯してしまうなど、衣類の洗濯表記に合わせて洗濯してください。

 しまうときのポイントです。クリーニング屋さんから戻ってきたら、必ずビニール袋から出し、一旦陰干しして水分を蒸発させてからしまうことをオススメします。長期保管するときは、湿気は大敵です。もちろん自宅で洗濯をするときも同じ。しっかりと乾かしてからしまいましょう。

中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO

中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO

【保有資格】
整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講師
企業内整理収納マネージャー認定講師
ファイリングデザイナー1級
心理カウンセラー
生前整理アドバイザー準1級

【著書】
『心も整う「捨てる」ルールと「しまう」ルール』(集英社)
『増やす男と、捨てない女の片づけ術』(小学館)
『いちばんシンプルでわかりやすいお片づけBOOK』(マイナビ)
『幸せを呼ぶ ゆる片づけ習慣』(講談社)
『イラストでよくわかる かんたん片づけ術』(彩図社)
『50歳からのリセット整理術』(集英社)
『捨てられずにいる不用品の「捨てどき」がわかる本』(扶桑社)
『散らからない仕組み』(主婦の友社)

HP:Ritta Stanza 運営事務局

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