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『日本沈没』の小栗旬、ジャニーズ落ち、ハリウッドで辛酸…でも当たり役に恵まれるワケ

文=藤原三星
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TBS系「日曜劇場」枠で放送中のドラマ『日本沈没―希望のひと―』も好調の主演・小栗旬(38)。小学校の卒業文集につづった「夢はハリウッド進出」という目標を成し遂げ、来春からの大河ドラマ主演も果たし……。当たり役の多い彼の魅力とは? (画像は同番組公式サイトより)

 現在TBS系「日曜劇場」枠でオンエア中の連ドラ『日本沈没―希望のひと―』の勢いがすごい。初回視聴率は15.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、米倉涼子主演の大人気シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)に次いで10月クールドラマでは第2位と好発進。最新回の第4話でも15.5%と15%台をキープしており、さらには地上波オンエア後にすぐさま全世界配信されているNetflixにおいても常に上位にランクイン中。つまり、テレビ離れしている視聴者層にも確実にリーチしているようなのだ。

 あるテレビ誌の記者は、本作の魅力をこう語る。

「1973年に刊行されたSF小説の金字塔である小松左京による同名原作をベースにしており、これまでにも映画、ドラマで何度も映像化されている作品ですが、この2021年版はかなり大幅なアレンジを施されています。小栗さん演じる主人公を含む主要キャラのほとんどが原作にはないオリジナルキャラクターで、沈没の規模も日本全土ではなく関東圏のみに縮小。その分、『地球環境』という大きなテーマが俎上に載せられており、より現代的なリアリティーにこだわっているという印象を受けますね。東日本大震災からちょうど10年という節目の年に、著名原作にここまで大胆なアレンジをしてでも視聴者に環境問題を問うという戦略は、やはり“ドラマのTBS”の面目躍如といったところでしょうか。

 撮影もすでにクランクアップしているのですが、そもそも小栗さんへのオファーは、なんとコロナ前になされていたとか。撮影中にコロナ禍となり、小栗さんは『みなさんが疲弊しているなか、この作品を届ける意味はなんなのか、ずっと模索しながら撮影してきました』とコメント。大震災から10年という節目に世に問われる記念碑的作品になる予定だったものが、作品の持つ意味合いが新型コロナで大きく変わってしまったわけで、このようにご本人が戸惑ってしまうのもうなずけます。しかし、その分新たな注目を集めたという意味では、今般のコロナ禍は作品にとっては追い風ともいえますし、俳優・小栗旬はやはり運に恵まれた俳優だなあとあらためて思わされますね」

来春からの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影が終了すれば、小栗旬は再びハリウッドに挑戦する?

 本作の撮影をすでに終えている小栗は現在、来年1月から始まるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影の真っ最中。『日本沈没―希望のひと―』で高視聴率を持続し、初の大河ドラマ主演作へと弾みをつけたいところだろう。

「今夏は小栗さんのハリウッド映画進出作『ゴジラvsコング』の公開もありました。全米では興行収入1億ドル超えと大ヒットを飛ばしましたが、日本では20億円ほど。しかし、コロナ禍で映画館も人数制限や時間制限があるなか、興行収入20億円は大ヒットといえるレベルですよ。

 小栗さんは『英語がそこまでのレベルじゃない』と一度は出演を断ったそうですが、同作の監督、アダム・ウィンガードから直接口説かれて出演を快諾。単身撮影現場に乗り込むもやはり英語の壁は高く、かなり苦戦したようです。仕上がりを見ると出演シーンも相当カットされており、ハリウッドの洗礼を受けたようですね。その苦い経験を糧にし、今回の『日本沈没―希望のひと―』や1月からの『鎌倉殿の13人』にどう生かされているのか、そこにも注目したいですね。

 大河の撮影が終わったらまたハリウッドに乗り込んで、今度はオーディションからちゃんと受けて改めて挑戦するつもりのようです。やはりこのままでは終わらせたくないようですね」(前出・テレビ誌の記者)

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2022年1月9日(日)からスタートする、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。主演・小栗旬は北条義時を演じ、華やかな源平合戦やその後の鎌倉幕府誕生を描く。ちなみに「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府の将軍のこと。(画像はNHK公式サイトより)
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