“アマゾン漬け”の日本人 逆に素人がアマゾンで大儲けは可能か?真面目に検討してみた
インターネットが私の生活に浸透したことで、「ダンボールを潰す」という作業が生活の中に組み込まれました。おそらく、それまでなら絶対に潰すことがなかった量のダンボールを潰している気がします。やや大げさですが、アマゾン・ドット・コムの買い物に付随するダンボールは、潰さない日がないほどの勢いです。
それにしても、アマゾンは私の生活に組み込まれています。書籍をはじめ、ゲーム、パソコン周辺機器、ガジェット類やおもちゃなど、自分が楽しむためのものを多く買っています。
ほかにも、日常生活に必要でかさばるものの買い物にも重宝しています。トイレットペーパー、おむつ、ドリンク類などです。特に、どこで購入しても同じような商品の場合、ネット購入の簡便さは大きなメリットです。
また、ここ1年ほどで、私の読書の半分くらいはアマゾンの電子書籍リーダー端末「Kindle」で行われるようになりました。コミックはほぼKindleで購入する上、紙の本とKindle版が両方ある場合は、積極的にKindle版を選ぶようになっています。
最初は電子書籍で読むことに気持ち悪さを感じたこともありますが、人間は慣れるものです。もちろん、今でも紙での読書との違いは感じますが、違和感なく切り分けられるようになっています。
実用書などは、Kindle版も紙版も両方買っている場合があります。机に置いてパラパラめくりながら仕事をする一方、外でも見たい時があるので、両方持っていると便利なのです。
そもそも、家に大きな本棚があるわけでもなく、スペースに余裕のある生活でもないので、それが電子書籍にシフトした最大の理由といえます。
アマゾンを使って“稼ぐ”ことはできるのか?
「なにを今さら、アマゾンを褒め称えているんだ?」と思われるかもしれませんが、私が褒めたからといってアマゾンがそれほど喜ぶわけでもなければ、ギフト券がもらえるわけでもありません。ましてや、アマゾンの株を持っているわけではありません。
あまりにアマゾンに消費行動が集中しつつある最近の自分を俯瞰して見た結果、「すごい量の買い物をしているが、逆の立場になることも容易な仕組みだな」とあらためて感じたのです。
アマゾンで買った商品が増えていく部屋を見渡し、自分の行動を思い返すと、「アマゾンを使い、売り手となって活動できる」ということに、あらためて関心を持ちました。アマゾンのお得意様である私が、「今度はアマゾンで稼げないだろうか」という妄想を抱いたのです。いわば、アマゾン内独立採算制です。