ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 年末企画 この1年 この会社の収支決算ニュース > パナソニックとシャープの経営危機  > 4ページ目
NEW
2012年 あの会社の収支決算Ⅰ

パナソニックとシャープの経営危機…銀行管理も待ったなし

【この記事のキーワード】, ,

 12月4日、米クアルコムから最大100億円の出資を受け入れることで大筋合意した。消費電力を大幅に抑えた、スマートフォン向け次世代パネルを共同開発する。シャープが高精細で省エネ性能が高いIGZO(イグゾー)の技術を提供する見返りに、クアルコムがシャープを支援することになったが、これとても100億円程度の出資では焼け石に水である。

 13年3月に、鴻海との契約交渉の期限を迎える。交渉を延期するのか破談になるのか。金融機関は鴻海の出資を前提として、つなぎ資金を融資してきた。破談となれば難しい選択を迫られることになる。融資を継続するのか、法的整理をするのか。刻々と最終局面が迫ってくる。

 一つだけいえることは、シャープがどうなるかを決めるのは銀行である。経営陣には、その資格も力量もない。(敬称略)
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

『SHARP AQUOS 液晶テレビ32型』 逆にレアになるかも。 amazon_associate_logo.jpg

パナソニックとシャープの経営危機…銀行管理も待ったなしのページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!