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ローソン、ウーバーイーツ導入実験…弁当・惣菜や日用品も宅配、普及に意外な障壁?

文=沼澤典史/清談社

ウーバーイーツ導入の成功のカギ

 東京都内の直営4店舗から13店舗に拡大されている実証実験は11月末まで行われる予定だが、渡辺氏は「対応商品を増やせるかどうかが成功のカギ」と言う。

「現在、対応している商品数はわずか100品で、日用品はウェットティッシュとボックスティッシュの2品だけ。3000品もあるのに、なぜこれだけかというと、ピッキングに時間がかかるからです。特に、外国人従業員などは商品の配置がわからない人も多く、レジ対応と並行して作業するのもなかなか難しいようです。

 その点が改善され、宅配可能な商品数が増えれば成功の可能性はあるでしょう。また、お客さん側が多くの商品を注文しやすくなるようなインターフェイスの開発も重要です。いずれにしろ、今までのコンビニは全国一律で同じサービスを展開するという方針でしたが、それが変わっていく流れは止まらないでしょう」(同)

 ローソンウーバーイーツ導入によって、コンビニ業界にどのような変化が出るのだろうか。

(文=沼澤典史/清談社)

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