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そして、ホンハイはシャープと組み、2000億円を投じて有機EL分野での猛追を図る。18年に大阪・堺工場での量産が可能と見られる。
それに対し、ようやく液晶の生産体制を見直したJDI。「親方・日の丸体質」が機動的な経営を阻んでいるようにもみえる。
将来の不安を映しているのが株式市場だ。JDIの株価は16年4月に上場来の安値196円を示現した。14年4月には836円の高値を付けていた。わずか2年で、株価は4分の1以下になったのである。資金面から単独での生き残りは厳しく、他社と組もうにも相手先の選定も困難とみられる。株式の買い手も減少してきているなど、不透明感は増すばかりである。
(文=編集部)
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