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20~50代女性がハマる「添い寝屋」の「スゴすぎる癒やし」の実態…何をどこまでしてくれる?

文=藤野ゆり/清談社
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イケメンによる性的サービスはあるのか?

女性の利用客が、自宅やホテルにイケメンを呼ぶ」というシチュエーションを考えると、もうひとつ、どうしても気になるのが「性的なサービス」があるのかどうか。システムとしてはなくても、同じキャストを何年も指名し続けた場合、むしろ利用客と「男女の関係」になるほうが自然に思える。しかし、そらさんは「それは絶対にない」と否定する。

「僕たちは、お客様に対して彼氏のように接しているので、知らない人が見れば本物のカップルに見えるかもしれません。手をつないだり、頭をなでなでしたり、軽くボディタッチしたりする程度のことはあります。お客様の緊張感をほぐしてあげるのも、僕らの仕事ですので。しかし、それ以上の関係になることはありません」(そらさん)

 涼宮さんによると、実際に「性的なサービス」の有無について問い合わせがくるケースもあるが、そういう目的の利用者はすべて断っているという。添い寝は、あくまでも仕事や家事に追われる女性をイケメンとの擬似恋愛によって癒やすもの。いわば「心のやすらぎ」を提供するのであって、「風俗」ではないというわけだ。

 癒やしビジネスも来るところまで来たという感じだが、涼宮さんは「この先、女性向けの添い寝サービスはさらに拡大する」という。「いずれは、女性一人ひとりがお気に入りの『専属キャスト』を持つようになってほしい」(同)。

 確かに、アメリカではすでに、性的サービスなしの「添い寝セラピー」を起業する人が男女を問わず急増しているという。もしかすると、いずれは日本でも添い寝屋が「新しい癒やしサービス」として定着するのかもしれない。
(文=藤野ゆり/清談社)

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