消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
「月9枠は視聴率苦戦が続いていたものの、過去の長い取引の関係もあり、大手スポンサーが付いてきました。『貴族探偵』のスポンサーにも大企業が名前を連ねています。しかし実は、前クールの『突然ですが~』が悲惨な数字を叩き出し、さすがにスポンサーは一斉に手を引こうとする動きをみせましたが、フジはなんとか人気グループの嵐の相葉を主役に据え、中山美穂をはじめ松重豊、滝藤賢一、生瀬勝久、仲間由紀恵、広末涼子という主役クラスの俳優をズラリと揃えることで、スポンサーをつなぎとめたのです。広告を出す側の企業の広報部としては、知名度が高い俳優が多数出ていれば、社内的にも通りやすいという事情もあるのです。
しかし、今回これだけ壊滅的な数字を出されては、さすがに企業側もこれ以上スポンサーを引き受けることはできません。月9でも次クールの『コード・ブルー』は過去のシリーズが高視聴率をマークしているため、今回も一定の数字が見込めるのでなんとかスポンサーは確保できたようですが、秋クールは見通しがまったく立っていないようです。キャスティングもスポンサー確保も絶望的で、さらに企画はほぼ白紙状態というなか、フジは社長が交代して新経営体制になるのを機に、改革の姿勢を世間に示すためにも、『コード・ブルー』を最後に月9枠を終了させることをすでに決定しているという情報が広まっています」
フジの苦境は続く。
(文=編集部)
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