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コンビニ研究家が気になる商品と今後について
商品展示会の試食コーナーを見学した時に、加工食品・飲料部付部長の青木寛氏がオススメしてくれたファミリーマート・サークルK・サンクス限定のチルド飲料「バターコーヒー」(税込:198円、11月上旬発売予定)。
試飲するととても飲みやすく、カフェ好きな女性にウケる商品だと思いました。これに合う焼き菓子なども展開されるそうなので、カフェ型コンビニの新展開も今後楽しみです。
今回の説明会を通じて、ファミマは同社としてこれまでにない成長をするのではないかと感じました。今後は、コンビニ業界トップであるセブンイレブンに対し、どれだけファミマらしいデザインや独自性を持った商品を売場で展開できるのかがカギになります。そんな商品のひとつが、明確にターゲットを絞り込んだことによって生まれたファミチキです。佐藤氏は「晴れの日も、くもりの日も、雨の日もすべての天候で、一番売れるのがファミチキです」と語っていましたが、この言葉に集約されると思います。
(文=田矢信二/コンビニ研究家)
●田矢信二(たや・しんじ)/コンビニ研究家
セブンイレブンとローソンでの現場経験を活かし、出店調査・顧客満足度&従業員満足度調査・インバウンド調査等に関わり、企業講演・セミナーなどにも呼ばれる。最近では、中国企業や大手コンビニが集結したコンビニ業界特化型セミナーなどで講演。独自の情報をブログで発信。その口コミが評判で、テレビ・ラジオなどにもメディア出演。代表著書『ローソン流 アルバイトが商売人に育つ勉強会』。調査徹底企業の株式会社サーベイリサーチセンター所属。10月下旬に、「セブン-イレブン流98%のアルバイトが商売人に変わるノート」の改訂版「セブンイレブンで働くとどうして『売れる人』になるんですか?(仮)」が発売予定。
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