ミスドを凌駕! 500円でドーナツ13種類食べ放題店が悶絶! インスタ映え最高

ドーナツ専門店「JACK IN THE DONUTS」

 ドーナツの食べ放題といえば、以前ミスタードーナツの食べ放題が話題になったことがある。制限時間は1時間で、大人(中学生以上)は1200円(税込)という値段設定だったが、そのコスパについては疑問を呈する声も多かった。

 その一方、たったの500円(税別、以下同)でドーナツ食べ放題を行っているとの口コミがSNSで拡散され、話題沸騰となっている店舗がある。

 それはドーナツ専門店「JACK IN THE DONUTS」。全国に1000店舗以上を構えるミスタードーナツに対し、こちらは24店舗しかないうえ、食べ放題を実施しているのはそのなかの一部店舗に限られているため、馴染みがなかったとしても無理はないだろう。

 ただ、いくら安価な食べ放題であっても、ドーナツが美味しくなければメリットは激減してしまう。そこで今回は、食べ放題実施店舗の一つである埼玉県の超大型ショッピングモール「越谷レイクタウン」内の「イオンレイクタウンKAZE店」にて、実際にドーナツ食べ放題に挑戦してきた。

まずは整理券をゲットしなければ始まらない

 同店は制限時間1時間で13種類のドーナツが食べ放題、かつワンドリンクがついて、わずか500円(子どもは380円)。さらに、プラス100円(税込)でドリンクを飲み放題にすることも可能だ。ほぼワンコインで食べ飲み放題が楽しめるというのは、ミスタードーナツに比べ、とても良心的に思える。

 イオンレイクタウンKAZE店の場合、食べ放題は平日10時~14時までの実施となっていた。10時からの回&12時からの回の2部制に分かれており、各回とも席数の関係で先着20名限定。なお、基本的には土日祝も11時~13時まで実施しているそうだが、店舗ごとに異なるようなので、来店前に直接問い合わせてみたほうがよいだろう。

 今回、筆者(20代女性)が訪れたのは平日。食べ放題のスタートは10時からだが、店自体は9時にオープンする。事前リサーチによると食べ放題を利用する客は、開店と同時に配布される整理券が必要とのことだったので、万全を期し、9時前には最寄りである越谷レイクタウン駅に到着。

 駅からショッピングモールを抜けて5分ほど歩き、フロア3階にあるJACK IN THE DONUTSへ。開店直後だったためまだ客席には誰の姿もなかったが、レジの店員に話しかけると無事に整理券をゲットでき、「10時にまたお越しください」と伝えられた。

 整理券入手後の過ごし方は自由だったため、ひとまず店の近くのベンチに腰をかけていると、食べ放題目当ての客が次々と整理券を求めにやってくるではないか。9時40分頃には、早くも10時からの回の整理券配布が終了。平日でこれだけ盛況なら、土日祝はさらなる激戦が見込まれるだろう。

バラエティ豊かな13種類+食べ放題限定ドーナツ

 10時をまわった頃、店に戻り店員に整理券を渡すと食べ放題のスタート時間が記され、最初に会計。今回はドリンク飲み放題もつけ、料金は600円。最初の一杯を注文すると、ドーナツの取り皿になるトレイと飲み物が手渡された。

 飲み物はホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、アイスティー、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、リンゴジュースの全7種類から選ぶことができ、お替わりはカップ交換制とのこと。筆者はこれから始まる甘いドーナツとの戦いに備え、アイスコーヒーを注文した。

 店内は広くないが、落ち着いたシックな雰囲気で、席数は30席ほど。筆者を含む女性客であっという間に埋め尽くされ、11時までは結局、食べ放題以外でイートインを利用する客は現れなかった。ちなみに男性客は、家族連れで来ていた父親1人のみ。利用者の9割以上が女性で、2人組や、3人以上のグループで来ている学生風の客が数多く見受けられた。

 席を確保した筆者は、いざビュッフェコーナーへ。食べ放題用のドーナツのラインナップは、ザクザクとした食感が楽しい「オールドスタイル」3種、軽い口当たりの「ふわかるスタイル」3種、オランダの伝統菓子「オリーボーレン」2種、もちもちとした食感が特徴の「プレミアムスタイル」3種、ふんわりしっとりヘルシーな「豆腐ドーナツ」2種といった、バラエティ豊かな全13種類。

 まずはオールドスタイルとふわかるスタイルの全6種類を取り、席に着くなり食べ始めた。食べ放題用のドーナツは通常の半分、もしくはそれ以下のサイズにカッティングされたものが多く、一口でも頬張れてしまう配慮が嬉しい。筆者は、生地の控えめな甘さとチーズのコクが絶妙にマッチした、オールドスタイルのエッグタルトファッションが気に入った。

 開始30分を過ぎた頃、ドーナツも種類によっては少なくなってきたので店員が補充しにきたのかと思いきや、「熱いのでお気をつけてください」と呼びかけ、本日お初にお目にかかるドーナツを置いていったではないか。

 食べ放題メニューにはそれらしきものが見当たらなかったので店員に聞いてみると、オリーボーレンを卵に浸しフレンチトースト風に仕上げた、食べ放題の利用客限定のドーナツだという。店員イチオシとのことで、温かいうちに早速いただく。一口食べると、オリーボーレンのフワフワ食感はそのままに、卵の風味がジュワッと口いっぱいに広がった。食べ放題の利用客限定にしてしまうのは、もったいないほどの美味しさだった。

 さて、種類が豊富なぶん飽きることはないが、ドーナツは揚げ物なので、いくら一つ一つが小さくてもお腹にたまる。やはり後半は苦戦を強いられ、ドーナツをドリンクで流し込んでしまった感が否めない。まだ制限時間は余っていたが、筆者はドーナツ全種類を制覇したところでギブアップした。

さまざまな種類のドーナツを楽しみたいならコスパ最高

 食べ放題の割には店内に慌ただしい空気はなく、客たちはドーナツを頬張りながらお喋りに花を咲かせていた。オシャレな内装にカラフルなドーナツの組み合わせは、いわゆる“インスタ映え”すること間違いなしで、女性客の比率の高さにも納得である。

 1時間の食べ飲み放題で、最終的に筆者はドーナツ14個とドリンク2杯という結果に。食べ放題ドーナツは半分、もしくはそれ以下にカットされているため単純計算はできないが、JACK IN THE DONUTSの通常のドーナツは150円前後であることを考えれば、確実に元は取れているだろう。

 筆者が食べ放題を終え、店を出る頃には12時からの回の整理券もすでに配布が終了していた。平日とはいえ侮れない。

 食べ放題用のドーナツは、1個1個が小さめのサイズになっていたおかげで、さまざまな種類を飽きることなく食べ続けることができた。なにより、1個でも充分にボリュームがあるドーナツを、一度にたくさんの味で楽しめたという満足感を得られる。低価格で多くの種類のドーナツを楽しみたい人向けと言えそうだ。

 JACK IN THE DONUTSでは、ドーナツ食べ放題の実施店舗を順次拡大中とのこと。お値段が破格なだけに、甘党ならぜひ一度挑戦してみてはいかがだろうか。
(文=A4studio)

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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