「TEAMZ SUMMIT 2025」開催、国内最大級のWeb3カンファレンス
最先端のWeb3(次世代の分散型インターネット技術)、ブロックチェーン、AI分野のリーダーや政策決定者、投資家、スタートアップが一堂に会する大型カンファレンス「TEAMZ SUMMIT 2025」が東京・虎ノ門ヒルズで開催された。今年も世界中から多様な業界の専門家・ビジネスパーソンが集まり、多くの参加者でにぎわいを見せた。
情報のギャップを埋め、日本から世界へ
TEAMZ SUMMITは2017年、TEAMZのCEO・楊天宇氏の「国内に新しい産業を根付かせ、グローバル最前線との情報ギャップを埋めたい」という思いから始まった。Web3という言葉がまだ一般的でなかった時代、日本には仮想通貨やブロックチェーン業界の先端情報を共有する場がなく、数十人規模のイベントとしてスタートした。その後、口コミやネットワークの拡大とともに規模を拡大し、今や国内最大級のWeb3カンファレンスへと成長を遂げている。
国内外の“人”・“知”が集うダイナミックな場
TEAMZ SUMMITの魅力は、IT系大手企業はもちろん、政界・行政トップ、海外スタートアップ、日本の伝統企業まで、多様なバックグラウンドの専門家・リーダーが集う点にある。オンライン・オフライン両軸で、参加者が自身の目的やプロジェクトに直結するネットワークや情報をダイレクトに得られる「プラットフォーム」として進化し続けているのだ。
実践型セッションと“体験”の重視、日本文化も融合
今年のTEAMZ SUMMIT 2025では、先端技術と社会課題の接点をテーマに多彩なセッションが展開された。初日の講演では、「EXPO2025大阪・万博」とWeb3の融合を取り上げ、万博で取り組まれるデジタルウォレットやデータ活用の具体例を紹介。Web3が社会インフラや日常生活にどう浸透していくのかについて、行政のキーパーソンと産業界のリーダーが活発な議論を繰り広げた。
またステーブルコインやリアルワールドアセット(RWA)に関するセッションでは、法律や規制面の最新動向、ステーブルコイン実装の社会的な意義、さらにRWAを活用した新しいビジネスモデルや日本の不動産・金融市場への応用など、多様な観点で議論が展開された。なかには実プロジェクトのユースケース解説や、実務家や有識者によるパネルディスカッションもあり、即実践に役立つ知識が惜しみなく共有された。
その他、体験型ワークショップが開催され、VIP向けには日本の伝統芸能によるパフォーマンスも披露された。現場での知見共有と体験価値の掛け合わせを重視し、「日本らしさ」とグローバル・テクノロジーの融合が随所に体現されていた。
CEO楊天宇氏の願いと今後の展望
楊氏は、「Web3やAIは、業界内外の知見や人材の橋渡しが不可欠。イベントの“体験”にこそ付加価値があると考えます」と語る。来年以降は“Touch the Tradition(伝統に触れる)”をスローガンに、日本文化ならではのホスピタリティや体験を加えたユニークなカンファレンス運営を計画している。
「ここで生まれた縁や経験をもとに、日本発・世界発の革新ストーリーを一緒に育てていきたい。再来年には10周年を迎えるTEAMZ SUMMITを“ここでしかできない体験の場”として進化させ続けます。もちろん、未来の技術トレンドを知るだけでなく、日本らしさ・人の温かみや信頼感も大切にしながら、より多様な業界や世代、海外の新たな参加者にも開かれた場所に進化させていきたい。ここで生まれる出会いや経験が、次のイノベーション、グローバルな物語につながってほしい」(同氏)。
TECH、文化、そして「人」が交わる唯一無二のグローバル・プラットフォーム=TEAMZ SUMMIT。今後もWeb3時代のキープレーヤーが集い、交流し、新たな一歩を踏み出す場所であり続けるだろう。
(文=秋葉けんた/ITライター)
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