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産業界に広がる「野村外し」で、銀行系証券は棚からボタモチ

野村證券 証券界タブーに触れて業界から総スカン中!

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 関西電力や中国電力、川崎重工業などの社債の引き受けでも、増資インサイダーに絡んだ野村、大和証券、SMBC日興証券の大手3社が主幹事から、次々と外れた。みずほ証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券といったメガバンクの証券子会社が大手3社に代わって主幹事を獲得するといった雪崩現象が起きた。銀行系証券には、まさに「棚からボタモチ」の状態である。

 銀行系の証券会社には時ならぬ神風が吹いた。行政処分を間近に控える野村證券には強い逆風が吹きつけている。
(文=編集部)

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