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終身医療保険は旧商品とほぼ同一条件で比較した場合(入院給付金日額1万円、手術給付金10万円、契約年齢20歳以上70歳以下)、平均24%の引き下げになった。
さらに女性向けに、病気になった際のベビーシッター代など、家計負担増に対応した女性専用終身医療保険も新たに発売する。
今回の商品改定の理由について、岩瀬大輔代表取締役社長は次のように説明する。
「結婚されたり、お子様が生まれ、本来、保険加入を検討すべき若年層でも無保険の方が多くいます。また、日本の生命保険の保険料は、世界の中でも高い水準にあります。今回の消費増税により、子育て世代の家計負担が厳しくなり、家計の見直しも進むでしょう。若い世代に保険加入や見直しを検討するきっかけを提供したいとの思いから、今回の商品改定に至りました。これからももっと若い世代と保険の距離を縮め、利便性を高めていきたいですし、今後も価格を見直す余地は出てくると思います」と語っている。
大手各社もタレントを使ってこれまでの高価格商品を売るのではなく、ネット生保に負けじと価格競争に打って出れば、若者の加入者も増えるのではないだろうか。
(文=松井克明/CFP)
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