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Amazon Dash、普及の予感?ガジェットから即時に買い物、新ユーザー層発掘か

 配送にはデリバリーバッグが使用される。このバッグは次の注文品が送られてきた時に回収されるので、ダンボール箱を捨てる手間はかからず、ゴミの減量にもなる。

Amazon Dash、普及の予感?ガジェットから即時に買い物、新ユーザー層発掘かの画像3ダンボール箱でなく、デリバリーバッグで届くのが特徴だ

●AmazonFreshを生活に根付かせる可能性を持ったAmazon Dash

 それでは改めてAmazon Dashとは何かを説明すると、AmazonFreshをより簡単に使えるようにするガジェットで、音声やバーコードを使って簡単に買い物ができるようになる。

Amazon Dash、普及の予感?ガジェットから即時に買い物、新ユーザー層発掘かの画像4バーコードを読み取るAmazon Dash

 サイズは約16.2cm×約2.86cmのスティック形状。サイドに「音声」と「スキャン」の2つのボタンがあり、「音声」ボタンを押しながらAmazon Dashマイクのようにして音声で注文したり、「スキャン」ボタンを押して商品についているバーコードを読み取ると、インターネット上のAmazonFreshサイトで商品を買い物カゴに入れてくれる。

Amazon Dash、普及の予感?ガジェットから即時に買い物、新ユーザー層発掘かの画像5マイクのように使って注文も可能

 牛乳を飲み切った時やジャムを使い切った時など、思い立った瞬間に、手元にある商品の容器などに付いているバーコードを読み取るだけで、発注の準備が整うのは非常に便利だ。日用品の補給などは、今後このような買い方が主流になっていくのではないだろうか。そして、買い物カゴに入った商品は、スマートフォンやパソコンから、いつでも注文することができる。購入すべき商品に気付いた時に買い物カゴに入れておき、あとからまとめて頼むスタイルであれば、買い忘れも減るだろう。

 前述のようにAmazonFreshは生鮮食品を中心として、日用品などを取り扱うことで、普段スーパーマーケットで買い物をする主婦層に訴求することができるサービスだ。主婦層の日常利用を定着させることができれば、継続的な注文につながり、社会的インフラとして普及するだろう。また、Amazonは価格競争力も高く、実際にスーパーを回るよりも効率がいいので、主婦もその便利さに慣れてしまうと離れられなくなりそうだ。

 そして、そんなAmazonFreshの利便性をさらに高める効果が期待できるAmazon Dash。現在、地域限定の試験的サービスではあるが、今後、対応エリアが広がり、日本でもこれらを利用できるようになる日は遠くないだろう。そうなれば、家の中のダンボール箱も減りそうだ。
(文=一条真人/フリーライター)

BusinessJournal編集部

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