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広がるカット野菜市場、カゴメ参入で競争過熱 伸び悩む野菜需要、各社商品差別化図る

文=編集部
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 農畜産業振興機構が実施したカット野菜の実態調査(12年度)によると、市場規模は約1900億円であり、天候によって価格が変動する生野菜に比べて、カット野菜の小売値はほぼ固定されている。“お買い得感”をアピールしていけば、今後も需要は増えるとみられている。

 この分野で先行しているのが、キユーピーの子会社、サラダクラブ。1999年に資本金3億円(キユーピー51%、三菱商事49%の出資)で設立されて以来増収を続けているが、特に11年からは急成長を遂げた。13年11月期の売上高は前期比20%増の206億円と2ケタの伸びが続く。

 キユーピーは外食業界でもカット野菜の需要が高まっていると判断し、業務用のカット野菜に進出した。13年12月、全国農業協同組合連合会(全農)との共同出資で業務用のカット野菜を製造・販売するグリーンメッセージを設立した。資本金は20億円でキユーピーが51%、全農が49%を出資した。15年度には売上高100億円を目指す。

 成長が期待されるカット野菜市場が、食品メーカーの相次ぐ参入で熱を帯びてきた。
(文=編集部)

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