“自信作”ネット対応、3Dが大コケで、ひたすら高画質を追求…

ソニー、東芝…トレンド無視し高画質を競うTVメーカーの迷走

 ソニー幹部は「高画質を求める層は一定数いる」と語る。それは間違いない。だが、液晶の価格下落からもわかるように、4K対応の技術もいずれ陳腐化する。高性能をひたすら突き進む道もあるが、莫大な開発費をどう賄うのか?

 本当に画質を求めるならば、液晶に代わる次世代ディスプレイの有機ELなどにシフトすべきだが、ここでは韓国勢に圧倒的に先行されている。「4Kは有機ELまでのつなぎの苦肉の策」(電機担当アナリスト)との指摘もあるほどだ。大きな潮流の変化に乗るわけでもなく、中途半端に画質や性能をひたすら追い求める。

 日本の家電メーカーに、未来は果たしてあるのだろうか?
(文=江田晃一/経済ジャーナリスト)   

※関連記事はこちら
『テレビ市場に異変! 王者ソニーの強敵として東芝が急浮上?』            

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

企業最新記事

編集部イチオシ企画
Business news pick up

RANKING

11:30更新

企業

ビジネス

総合

SNS

ソニー、東芝…トレンド無視し高画質を競うTVメーカーの迷走のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!