11月からの、超過密スケジュールの全国ツアー
5人体制となった新生・関ジャニ∞は、11月から47都道府県を回るツアーを敢行する。しかし、発表された日程を見ると、「こんなハードスケジュールで大丈夫なのか?」と不安がるファンたちの声が。
「急きょ会場を探したためか、36日間で47都道府県にまたがる47会場を回ることになったのですが、一日に昼夜2回公演を行う日が11日もあり、1日で和歌山と兵庫でライブを行う日も。メンバー5人で計13本のレギュラー番組も休むわけにはいかないですから、このような超過密なスケジュールになってしまったようです。ヘリ移動も辞さない覚悟で全国を回るらしいのですが、そこで心配されているのが、錦戸が抜けた後にメインのボーカルになるといわれている安田章大の体調。2017年に髄膜腫を発症して手術を受け、完治はしているものの、ここまでハードなスケジュールに加え、ボーカルという最も体力が必要とされるポジションになるわけですから、本当に最後まで完走できるのかどうか……。36日間といっても連続して回るわけではなく、来年の4月までにかけて飛び飛びで全国を回るため、メンバーの気持ちをどう持続させていくのかという心配もありますよね。
今年の7月から9月にかけて行われた、『十五祭』という5大ドームツアーも大好評で、本来なら2019年はいい節目となるはずだった関ジャニでしたが、まさかの『錦戸脱退』で窮地に立たされ、ヤケクソ気味に全国ツアーを組んだため、どんな結末を迎えるのかは本人らにも予測できてないでしょう。いい意味で“どさ回り”感のある今回の全国ツアーで、新生・関ジャニの絆が深まればいいのですが……」(前出の週刊誌記者)
全国ツアーの果てに5人の結束が固まるのか、それとも新たな火種が見つかるのか。どちらにせよ、2020年は関ジャニにとって試練の年になることは間違いなさそうだ。
(文=藤原三星)
藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara>