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また、板谷由夏演じる編集部デスク・洵子も、これまでは「あまりにも淡々としすぎていて感情が感じられない」「声が小さくてよく聞き取れない」といった批判が視聴者から時折上がっていた。ところが今回、異動する南城編集長(リリー・フランキー)の後釜に選ばれなかったことで落胆し、編集部員の小池(小野ゆり子)と居酒屋で愚痴を言うシーンが用意されたことで、いつも淡々としていたことにも声が小さかったことにも意味があったことが判明。
「これだから女は」などと言われないために、今まで感情をひたすら表に出さないようにしてきたと打ち明ける洵子。副編集長が不倫で失脚した件を踏まえて、「あいつ(新編集長)も不倫とかしてないかな?」と冗談めかして話す洵子には、これまでには感じられなかった人間っぽい魅力があった。
奈央を可愛がってくれたハマユカが卒業し、舞子やレイナ(芦名星)など、これまで奈央に好意的でないモデルたちの出番が増えたことで、もっとギスギスした展開になるのではないかとの心配もあったが、それほどでもないのも見やすかった。残り回数も少なくなっているが、舞子やレイナがヒール役としてある程度のチクチクした嫌がらせやマウンティングを奈央に仕掛け、彼女がそれを跳ね返していく痛快な展開が描かれていくようだと、これからさらなる視聴率上昇も望めそうだ。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)
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