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「嵐の活動休止」に2年もかかってしまう“本当の理由”を事務所関係者が明かす

文=藤原三星
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SMAPと同じ轍は踏みたくない

「活動休止までに一目でもいいから嵐を見たい」。そう思った人が、コンサートのチケットを得ようとファンクラブに殺到。「活動休止の発表から2日間で約15万人がファンクラブに新規加入」との報道があったように、嵐はさっそく“特需”に見舞われている。

「嵐ぐらいの規模になると、グループ活動を辞めるまでには、2年はどうしてもかかります。それはファンクラブ会員の多さだったり、CMやテレビ仕事の契約だったり、スケールがほかのグループとは違いすぎますからね。ジャニーズ的にも『この2年間で稼ぎまくる』という狙いは当然あるでしょうし。今まで、2年もの準備期間を置いて活動休止したグループは存在しなかったわけですから、今後、“嵐ロス”をおおいに演出し、2年にわたって稼ぎまくるのだとすれば、さすがとしか言いようがない。

 ドラマもバラエティもテレビ仕事をちゃんとこなせて、コンサートやファンクラブでもしっかり稼げる嵐は、SMAPなきジャニーズ事務所では最大の稼ぎ頭。だからこそ、SMAPではできなかった“ちゃんとした終幕”を演出したいという思いは、当然ジャニー喜多川氏をはじめ事務所側にもあるでしょう。伝説のグループとして、どう“有終の美”を飾るのか。そのためにも、2年間程度は絶対に必要だったということです」(前出の関係者)

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