真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

JRAの強引な「G1昇格」が仇!? タイムフライヤー単勝1.2倍”2歳王者”惨敗で「ホープフルS組」壊滅……「不要論」再燃か

まさかの敗戦に呆然とする他なかった……。
17日に行われた皐月賞トライアル・若葉S(OP)は、8番人気の伏兵アイトーンが逃げ切って優勝。皐月賞への優先出走権を手にすると共に、三連単は491万円を記録する大波乱となった。
大波乱の「殊勲」が勝ったアイトーンや、11番人気の低評価を覆して3着に好走したロードアクシスであるならば、それを招いた「戦犯」は間違いなく1番人気の”2歳王者”タイムフライヤーということになるのだろう。
出走唯一の重賞勝ち馬……いや、それどころかJRA(日本中央競馬会)の「G1馬」ということもあって、単勝1.2倍の圧倒的な支持を受けたタイムフライヤー。もう1頭の2歳王者ダノンプレミアムとの頂上決戦に向け、勝ち負けではなく「勝ち方」が問われた一戦だったが、その結果がまさかの5着敗戦……レースぶりは、あまりにも不甲斐ないものだった。
ハナを切ったアイトーンがそのまま逃げ切り、2番手を追走したタニノフランケルが4着する、どちらかといえば前残りの流れの中、4コーナーでほぼ最後方という位置から大外を回ったタイムフライヤー。到底届かないと思える位置から懸命に追い上げたが、やはり届かずの5着に終わってしまった。
「騎乗したC.ルメール騎手がレース後に『ちょっと太かった』と話したように、馬の方にも問題があるかもしれませんが、それ以上にファンの批判が集まったのは、到底届きそうもない位置のまま最後の直線に入ったルメール騎手の騎乗でしたね。
どうやらスタートで軽い接触があって後方からの競馬になったようですが、終始そのままでした。それでレース後に『ペースも遅かったので前が止まらなかった』と言われてもファンは納得しないでしょうね。
ルメール騎手は、もともと今年のクラッシクを戦うパートナーに関して、翌日(18日)のスプリングS(G2)に出走したステルヴィオと両天秤のような状況。それで、向こうは一転して勝ちに行く競馬で勝利をもぎ取っているだけに、タイムフライヤーの若葉Sは元からやる気のなかった”無気力騎乗”と見られても仕方ないと思います」(競馬ライター)
PICK UP
Ranking
17:30更新札幌記念「単勝1.6倍」大本命まさかの敗戦も、ノーザンファームの「思惑」は…
「G1級」札幌記念で有力馬が回避のなぜ!? あえて選んだ戦略的撤退の舞台裏
C.ルメールやM.デムーロでも逆効果……絶不調トレーナーが札幌記念で勝負気配
- 秋G1主役候補の主戦騎手が「降板」……ほぼノーミスも“非情”采配に同情の声
- 札幌記念(G2)ソダシにとって朗報?悲報? ライバル陣営の無視できない発言
- 夏重賞の歴代1位「395万馬券」生んだ大波乱。北九州記念(G3)ナムラクレアやテイエムスパーダも過信は禁物!?
- 武豊、C.ルメール「共倒れ」で沈黙の日曜日、抜群の存在感で突き抜けたのは
- 武豊「ブービー負け」ディヴィーナ、敗因は展開だけじゃなかった!?
- JRA C.ルメール、単勝1.9倍「不可解騎乗」に疑問の声!?「逸走V」リフレイムやエイシンヒカリの再現ならず……
- C.ルメール大本命馬でまさかの出オチ、敗因はサウジの嫌な予感か