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深刻な夏の体の「におい」、乳製品や動物性タンパク質を摂ると臭くなる!

文=尾藤克之/ジャーナリスト、経営コンサルタント
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深刻な夏の体の「におい」、乳製品や動物性タンパク質を摂ると臭くなる!の画像1「Thinkstock」より
 クールビズの季節となりましたが、気温が高くなるにつれて気になるのが、においをはじめとする足のトラブルです。市場調査大手の株式会社ネオマーケティングが2014年に実施した調査では、男性がにおいで悩む季節は「夏」、最も悩む箇所が「足」であることがわかっています。在宅医療マッサージ株式会社の代表である松本茂夫氏は、ちょっとした方法で驚くほど足のトラブルから解放されるといいます。

 今回は、

・足のにおいを軽減させる方法
・「魚の目」や「足裏のひび割れ」への対処方法

について話を聞きました。

足のにおいを軽減させる方法

松本茂夫氏(以下、松本) 男性の足の悩みの1位は「におい」です。足がにおうのは、履いている靴の中が蒸れて雑菌が繁殖することが原因です。足の裏は特に汗をかきやすく、1日に両足でコップ1杯分(200ml)の汗をかくといわれています。汗自体にはにおいはありませんが、通気性の悪い靴下やストッキングを履いて靴を履くと、雑菌が汗と混ざって悪臭を出します。足裏に集中しているエクリン腺という汗腺から出る汗が雑菌と結びつくことで、においの元になるのです。

 また食べ物によっても、においは影響を受けます。特に乳製品や動物性タンパク質を摂りすぎると、脂質がたくさん分泌されて臭くなりやすいので要注意です。足のにおいが気になる人は、和食中心の食生活を心がけてください。緑黄色野菜、納豆、小麦胚芽、うなぎなど、ビタミンB2やビタミンEを多く含んでいる食材を積極的に食べるといいでしょう。

–ほかに、においを軽減する方法があれば教えてください。

松本 靴の通気性を良くすることで、かなりのにおいを防ぐことができます。靴の中の湿気と温度が、雑菌の繁殖する要因です。雑菌の繁殖を抑えるには、靴の中の湿度を下げることが重要です。具体的には、靴を履いている時間を短くするのが最も効果的です。会社にいる時はサンダルに履き替えたり、デスクワークをしている間は靴を脱いでおくと蒸れを防ぐのに有効です。また、毎日の入浴時に足を丁寧に洗うこともにおい防止には欠かせません。足のにおいは自分でわかりにくいものですが、無頓着すぎると周囲を不快な気持ちにさせます。エチケットとして最低限のケアをするように心がけましょう。

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