2014~15年にかけて起きた使用期限切れ鶏肉問題や異物混入問題によって、一時期は業績が低迷していたマクドナルド。しかし、2014年に運営会社の日本マクドナルドホールディングスの社長に就任したサラ・カサノバ氏の手腕もあって、現在では再び業界の覇権を握る存在となっている。
今年に入っても、その勢いはとどまるところを知らない。同社が発表した5月度の既存店売上高は、前年同月比3.1%のプラス。成長のために掲げている「メニュー」「バリュー」「ファミリー/ブランド」の戦略に沿った取り組みが功を奏し、42カ月連続の増収を記録したという。
定番から季節限定のものまで、メニューの幅広さが人気の要因となっている同チェーンには、夏に食べるのにうってつけな商品が数多くある。しかし、だからこそ何を注文するか迷ってしまうという人もいるはずだ。
そこで今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」がネット上での評判をリサーチしたり、実際に試食したりしながら独自にセレクトした「この夏、買うべきマックの商品5選」をご紹介しよう。
グラン ガーリックペッパー/390円(税込、以下同)
マックの数あるバーガーのなかから、夏に食べるものとしておすすめしたいのが「グラン ガーリックペッパー」。ピリッと効いたペッパーがガーリックソースと合わさり、ガツンと食欲を刺激してくれる逸品だ。
肉厚な100%ビーフパティは旨みが強いが、一緒に挟み込まれているレタスとトマトが、口内をさっぱりさせてくれる。また、大きく切られたスライスオニオンの食感も楽しく、飽きることなく最後まで食べきれるだろう。
しっかりとボリュームがありながら390円と、類似メニューの「グラン クラブハウス」(490円)より100円安いのも嬉しいポイント。特に、働き盛りのビジネスパーソンにお試しいただきたいメニューだ。
シャカチキ レッドペッパー/150円
続いてはサイドメニューのなかから、「シャカチキ レッドペッパー」を推薦したい。コンビニなどと比較しても安価な150円という値段設定でありながら、非常にジューシーでボリューム十分なチキンを食べることができる。
オニオンとガーリックで風味づけされているサクサクの衣や、嫌な辛味が後に残らないレッドペッパー味のパウダーが、チキンの旨みを引き立てているこのメニュー。袋の口を開け、パウダーをかけてシャカシャカと振る前に、焦って袋の上部分にある点線を千切らないようにだけ注意していただきたい。