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森由香子「間違いだらけの食」

食生活の乱れは、こんなに体をヤバイ事態にする危険行為!栄養バランスを無意識にとる方法

文=森由香子/管理栄養士

 基本的に主食、主菜が各1品ずつ、副菜が1品~2品です。

 主食はごはん、パン、めんなどの穀類がメインの料理で、主としてエネルギー源になります。主菜は魚、、卵、大豆製品などで、良質のたんぱく質や脂質の供給源になります。副菜は野菜などで、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維、ファイトケミカルを補えます。毎食、主食、主菜、副菜の組み合わせにすれば、バランスのとれた食事が可能となります。さらに食事や間食で牛乳などの乳製品、フルーツをとることで栄養バランスはよりよくなります。

 食事は毎日するものです。そのため健康を維持するうえでもっとも重要な要因となります。忙しく過ごしてしている私たちにとって、栄養のバランスを考えて食事をすることは、毎日毎食の地道な努力と強い意志がなければできないことです。できないときがあっても大丈夫です。意識することが肝心です。

 今日の食事が未来の健康をつくるということ、「健康は一日にして成らず」を座右の銘にしていきましょう。今日から、主食、主菜、副菜の3品を一食の献立のなかに揃えて、いろいろな食品からたくさんの栄養素を吸収し、栄養のバランスをとることの意識づけをしてください。
(文=森由香子/管理栄養士)

森由香子/管理栄養士

森由香子/管理栄養士

東京農業大学農学部栄養学科卒業。大妻女子大学大学院(人間文化研究科 人間生活科学専攻)修士課程修了。 クリニックにて栄養指導、食事記録の栄養分析、食事管理業務に従事。フランス料理の三國清三シェフととともに病院食や院内レストランのメニュー開発、料理本制作の経験をもつ。管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士の立場から食事からのアンチエイジングを提唱している。「老けない人は何を食べているのか」「病気にならない人は何を食べているのか」「体にいい『食べ合わせ』」「太らない人の賢い食べ方」「老けない人の献立レシピ」など著書多数

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