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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

梅雨到来、家の中を断然快適にする「Homidy デジタル温湿度計」が超オススメ!

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役

 梅雨に備えて断然オススメしたいのが、シンプルな薄型高性能温湿度計。5月にはタニタ製商品を押さえアマゾンの温度計・湿度計部門で堂々1位となっていた隠れたヒット商品、「Homidy デジタル温湿度計(以下、Homidy)」を今回ご紹介します。

 昔からある針を使ったアナログな温湿度計はなくなりつつあり、今ではデジタル温湿度計が主流になっています。季節の変わり目に影響を受ける肌の潤いや、ウィルス対策、ペットや観葉植物の環境管理でも温湿度計を使用する人は多いと思います。

 筆者も、最初半信半疑でひとつだけHomidy を購入したのですが、今では家の各部屋につけて温度湿度の管理をしています。キッチンの近くやダイニングに設置すると油などの影響により数年で精度が落ちていくため、ある程度期間がたったら買い替えが必要だと感じます。

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梅雨到来、家の中を断然快適にする「Homidy デジタル温湿度計」が超オススメ!の画像2Homidy デジタル温湿度計(筆者撮影)

 さて、計測機器に関しては日本のタニタがとても有名で、同社の「デジタル壁掛け卓上マグネット温湿度計」は厚さ3cmとかなり分厚いですが、売れています。しかし、今回ご紹介するHomidyは厚さがたった0.8cm超薄型で、昨年ドイツのレッドドット賞を受賞した優れものです。同じ価格帯(1,500円程度)の商品のなかでも性能が優れたアイデア商品であるため、ベストセラーになっています。

見やすく、かつ高性能

 まず、何がすごいのかといえば、数値の見やすさが抜群で、かなり暗い場面でも鮮明に見えることです。この商品のディスプレイは角度を変えると見えにくくなる電卓などに搭載される液晶ではなく、アマゾンのKindleのように、どの角度から見てもよく見える高品質イーインク(E-Ink)ディスプレイを搭載したことで抜群の視認性を実現しています。説明書では業界初と書かれていますが、確かに白黒がはっきり見えるE-Inkディスプレイを採用するとはナイスアイデアだと感じます。E-Inkディスプレイ市場では、PCモニターも発売されているくらいに今、脚光を浴びています。

梅雨到来、家の中を断然快適にする「Homidy デジタル温湿度計」が超オススメ!の画像3筆者撮影

 2つ目は、センサー精度の高さです。中国製のためか、自社製ではなくスイス製の高精度Sensirionセンサーが搭載されており、業務レベルの測定値が図ることができる点も優れています。測定精度誤差は温度でプラスマイナス0.3℃、湿度で同3%という高レベルです。

山本康博

山本康博

ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表取締役、損保ジャパン顧問。ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本制作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、メーカー側でマーケティング実績35年。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、2016年スタンフォード大学 David Bradford 名誉教授、ボストンカレッジ Allan Cohen 教授の推薦書として、世界に向けて英著、 “Stick Out”a ninja in Japanese brand marketingを全世界同時発売開始。『Stick Out~a ninja marketer』(BVC)、現在ブレイク中で話題のAmazon書籍総合1位も獲得したベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版)の一人として8月1日執筆など。

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