新社会人になった方にはもちろん、今年から就職活動する方にもオススメしたいのがアイロン。たとえあまり人に会わない研究職といっても、発表やら公演、とにきには意見交換会などで必ず人に会うシーンがある。新入社員にしてもしかり。同期とはいえ情報を交換したり、配属先で先輩たちに連れ添われて人に会ったり、ときにはひとりの社員として外部の人と会う機会が必ずある。今年から就職活動という方は、もういうまでもないだろう。
とりあえずの生活家電として、エアコンやパソコン、テレビや冷蔵庫を買うはずだが、そこにぜひアイロンを入れてほしい。家電ライターがこんなこと言うのは失格なのは承知だが、あえて言わせてもらおう。最近はコンビニエンスストアのようにコインランドリーがあちこちにあるあるので、洗濯機なんていらない。炊飯器もまずいらない。だってコンビニやほか弁の白米のほうが、よっぽどうまいから。だからまずアイロンだ(笑い)。
その代わりに、ハンガーに衣類をかけたまま使えるタイプのアイロンを買ってほしい。
かなり見られている服のシワ
面接のハウツー本にもあるように、服のシワは意外に目立つ。だから相手の印象を大きく左右する。ワイシャツはもちろん、スーツも座りっぱなしになっていると、腰回りがシワシワになってしまうことも。
とはいえ、アイロンなんてほとんど使ったことない人にとっては、一般的なアイロンは難しい。特に男性は、アイロンなんて使ったことないという人も多いだろう。そんなアイロン初心者が初めに悩むのは設定温度だ。低、中、高のどれを使ってアイロンをしていいのか? そもそもウールや化学繊維のスーツにアイロンがけをしてもいいのか?
さらに親と同居しているときは、霧吹きを吹いてからアイロンがけをしていたが、どんなとき霧吹きが必要で、どんなとき不要なのか、サッパリわからない。アイロン台を持っていないが、床の上でアイロンしてもいいものなのか? ボタンにアイロンが当たっても溶けないのか? おそらく疑問だらけで、右も左もわからないはずだ。
そんなアイロン初心者にお薦めするのが、パナソニックの「衣類スチーマー」(NI-FS750)。
温度の設定ダイヤルは一切なし。あるのは電源ボタンとスチームボタンのみだ。しかもこのアイロン、衣類をハンガーにかけたままアイロンできるのが最大の特徴。さらにアイロンが温まるまでの時間が超短く、なんと24秒! 電子レンジでお弁当を温めるより短い。