なんじゃこりゃ!首掛け「ウェアラブル」ヘッドホンが爆売れ!未体験の音、音漏れもなし!
ヘッドホンに第3の波が訪れている。その昔はスピーカーを頭に掛けただけのヘッドホン。外の音が聞こえるオープンエアータイプと、外の音を遮断する密閉式がある。そしてオーディオの小型化にともない、ヘッドホンもイヤホンタイプへ。最近では密閉式のカナルタイプが低音も出て人気のようだ。
そしてここ数年で現れた、ヘッドホン第3の波。それがニューカマー!「ウェアラブルヘッドホン」だ。ウェアラブルといっても、「ジャケットを着る」のではなく首に掛けるタイプ。正確には、ヘッドホンというよりスピーカーに属する。
すでに何社かが同様のスピーカーをリリースしているが、プロ用や高級オーディオを手がけるHARMANグループのJBLが、ついにウェアラブルタイプを発売。国内では4月末の発売直後から大人気で入荷待ちが出るほどとなっている。
新感覚の「音場」にナチュラルなJBLサウンドで疲れない
このスピーカーはBluetooth接続なので、スマホや携帯音楽プレイヤーとの接続はカンタン。「SOUNDGEAR」とペアリングするだけでいい。本体には電源ボタン以外に、ペアリングやボリュームボタンなどもあるので、Bluetoothヘッドホン同様のコントロールができる。
詳細は後述するが、モデルによってはBluetooth送信機付属モデルもある。Bluetoothの送信機能がないAV機器などに接続すると、ウェアラブルスピーカーと接続できるようになる。
重量は370gと軽量。しかも6時間も連続再生できるバッテリーを内蔵しているから驚きだ。感覚的にはミラーレス一眼レフを首にかけて歩いている程度なので、肩凝り症の筆者だが、まったく違和感なく何時間つけていても肩は凝らなかった。
スピーカーは、直径31mmのスピーカーが左右2本ずつ配置され、それぞれ3W、計6Wの出力となっている。見た感じは、10年前ぐらいのオープンエアー式ミニヘッドホンぐらいだろうとタカをくくっていると、超ビックリ! この驚きをみんなにも知ってもらいたくて、ことあるごとに友達や仕事関係の人に、聞いてごらんって肩に掛けてあげると、十中八九、いや十中十の人が「うぉ~っ! 何コレ!」と驚くのだ。