皆さんは洋服をどのようにしまっていますか? クローゼットや押入れ、最近は一部屋全体が収納スペースになっているファミリークローゼットも増えてきました。
収納スペースの関係ですべての洋服を吊るすのはなかなか難しいもの。ほとんどのお宅で使われているのが、引き出し収納かと思います。洋服は吊るす収納より畳んでしまうほうが、たくさんの枚数を入れることができます。しかし、たくさん入れすぎると、取り出すたびに雪崩が起きてぐちゃぐちゃになってしまう。そんな経験はないですか? そのうち、どこになんの服があるのか分からなくなり、着たい洋服が見つからない、ないからまた買ってくる、という負の連鎖が始まってしまう――なんていうことも。
そんなお悩みを解決するのが「仕切り」です! 今回は100円ショップのダイソーとセリアで購入できる洋服の仕切りグッズをご紹介します。
「連結できる仕切りスタンド」「ボックス内仕切りケース」etc.
こちらはセリアの「連結できる仕切りスタンド」です。このように横に連結することができ、広げるとおよそ幅30cmくらいになります。
仕切りがないと、ぐちゃぐちゃになりがちなケースの中身も、仕切りがあると倒れてこないうえに、アイテムごとに分けることもできます。
こちらは縦に連結できるタイプの商品。ダイソーの「引き出し用仕切り」です。幅8cmの「スリム」タイプと幅12cmの「ワイド」タイプがあります。スリムは靴下やインナー、ワイドはハンカチや子供服の仕切りにちょうどいいサイズです。
行方不明になりがちな靴下などの小物類におすすめなのがダイソーの「くつした整理カップ」。サイズはS・M・Lの3種類。4個入りのSサイズは子どもの靴下やアクセサリーなど、3個入りのMサイズは大人の靴下やネクタイにちょうどいいサイズ。2個入りのLサイズは厚手の靴下やインナーなどを入れるとスッキリ収まります。連結できるタイプで深さがあるので、上から覗く引き出し収納にぴったりです。
似たようなグッズで見出しが付けられるものもあります。それがこちら、セリアの「ボックス内仕切りケース」。同じアイテムでもさらに分類したい場合はこのようなラベリングできるグッズを使うと、一目で何が入っているかすぐに確認できます。
大人の衣類の仕切りにはこちら。セリアの「整理収納仕切りケース」。幅は22cm。外側に折り返すことでお手持ちの収納ケースの高さに合わせて収納することができます。
引き出し収納の一番のメリットは、一目で何があるか分かるという点です。そのためには仕切りをうまく使って分かりやすく分類することが必要です。まずは収める物の量が決まってから、どのようなアイテムを使えば取り出しやすく、かつしまいやすいかを考えて、最後に収納グッズを購入するようにしましょう。
衣類が見やすく収納されていると、さらにオシャレを楽しめると思いますよ!
(文=高桐久恵/整理収納アドバイザー)