安価でコスパ抜群の商品を豊富に取り揃える100円ショップ。なかでも業界1位のダイソーは、2022年3月で創業50周年を迎えている。
ダイソーは大創産業創業者の矢野博丈氏が、自転車での移動販売に目をつけたことがきっかけとされており、同氏は移動販売をするなかで値段のラベルを貼り替える手間を惜しみ、それが100円均一へと変化していったといわれている。
公式HPの情報によると同チェーン店は21年2月末時点で、国内に3620店舗、海外に2272店舗を展開。さらに姉妹ブランドの出店にも尽力しており、「THREEPPY」は77店舗、「CouCou」は33店舗、「Plus Heart」は32店舗を運営。現状維持に留まらない精力的な姿勢を誇示しているのだ。
そんなダイソーには、デザイン性と機能性を併せ持った優れものが多い。今回はそのなかから“この春、買うべきダイソー5品”をピックアップした。
スタンドライト 折り畳みタイプ/330円(税込、以下同)
デスクやベッドサイドで使えるスタンドライトを探している人におすすめなのが、「スタンドライト 折り畳みタイプ」。シャープなデザインとコンパクトなサイズ感が話題になっている商品だ。
ヘッドが折りたためるようになっているので、持ち運びにも適しているのが特徴。明るさは3段階で調節できるのだが、SNSでは購入したユーザーから「3段階目の明るさは写真取る時に良い」「寝る時は1段階目がベスト」など、さまざまな使い方がつぶやかれている。
実際に使ってみたところ、見た目以上に軽くて持ち運びやすい。さらに1段階目で充分明るいので、ライトとしての性能も申し分ないように感じた。330円という値段を考えても買って損がない商品といえるだろう。
アロマディフューザー(円柱形、ホワイト、2)/770円
コロナ禍でお家時間が増えるなかで、アロマオイルに興味を持つ人も多いのではないだろうか。この「アロマディフューザー(円柱形、ホワイト、2)」は、イルミネーションライト付きの超音波散布器である。
使用方法は簡単で、本体から外蓋を外して内側のタンクに水を入れ、お好みのアロマオイルを数滴垂らすだけ。最大水位まで水を入れることで約2時間ミストが噴出される。超音波加湿方式なので、ヒーターを搭載しておらず熱を発生させないため、室温に影響を与えないことも特徴だ。
ピンク、緑、紫、黄色などグラデーションで光るイルミネーション機能も搭載しているので、これ1つで加湿・アロマ・ライトの3役を担ってくれる。興味はあるが何千円とするアロマディフューザーを買うのは躊躇しているという方が、アロマデビューするのにうってつけの商品なのではないだろうか。
ミラーデジタル時計(正方形)/550円
置き時計を探している人におすすめなのが、こちらの「ミラーデジタル時計(正方形)」。550円という安さでありながら、高級感のあるデザインが特徴で、Instagramを中心にバズっている商品である。
正方形タイプのほかに長方形タイプもあり、どちらも黒一色のシックな電子文字盤が特徴的。日付・温度・アラーム(スヌーズ付)と時計に付いているとありがたい機能が備わっている。またUSB接続で使用できるので、昨今のライフスタイルに合っているのではないだろうか。
さらに省電力モードと呼ばれる機能が付いていて、文字盤を暗くしておく時間帯を設定できるのだが、実際に使ってみたところ省電力モード時の画面は程よい暗さで、枕元に置いておくのにぴったりだった。安価でおしゃれな時計を探している方はいかがだろうか。
PVCウォッシュ グローブ/220円
「PVCウォッシュ グローブ」は、テレビ東京系列の『ソレダメ!』でも紹介された、グローブにブラシが付いているという目から鱗のアイデアグッズ。手にはめて汚れを落としたい部分をゴシゴシ擦ることができるという商品だが、ネット上ではグローブの生地の厚さや、ブラシの強度の高さを称賛する声が多くあがっている。
実際に使用しみてところ、グローブが手首を覆うほど大きいので、内部に水が入ってくることもなく、快適に使用することができた。お皿洗いや靴洗いなど活用できるシーンが多いので、用途別に複数個買っておくのも手だろう。
完全ワイヤレスイヤホン(TWS001)/1100円
Bluetoothイヤホンというと高価なイメージがあるかもしれないが、ダイソーならBluetooth対応の「完全ワイヤレスイヤホン(TWS001)」が1100円というリーズナブルさなのだ。
イヤホン、充電ケースともに黒一色のスタイリッシュなデザイン。フル充電で約4時間の再生時間を誇っている。一度ペアリングをしておけばケースから取り出した瞬間に自動で接続してくれる点も便利。
実際に使用してみたところ、音楽を聴く際は高音や低音が過度に足りないこともなく、通話時も相手の声が聞き取りづらいということもなく、ハイクオリティな音質にこだわらないならば充分な性能だと感じた。コスパ上々で使いやすいイヤホンを探している人であれば、一度試す価値があると言えるだろう。
“この春、買うべきダイソー5品”を紹介したが、どれもクオリティの高い商品だった。今回は500円以上の商品も紹介しているが、いずれも他メーカーの一般的な価格と比べると大幅に安いことは一目瞭然だろう。ダイソーではこのほかにも画期的な商品を多く展開しているので、ぜひ足を運んでみてほしい。
(文・取材=A4studio)
※情報は2022年4月24日現在のものです。