梅雨入り前は、水回り掃除ベスト時期！ダイソー＆セリア「神」お掃除グッズ5選

　少しずつ気温が高くなってきましたね。実は暑くなる前のこの時期におススメしたいのが水回りの掃除。年末の大掃除の時期にされるご家庭が多いと思いますが、汚れが浮きやすく水を使ってもすぐに乾燥するこの時期だからこそ、水回りの掃除にピッタリな季節なのです。

　梅雨が来る前にしっかり薬剤で汚れを予防しておくだけで、カビの発生率が全然違いますので、今回は100円ショップで気軽に買えてしっかり汚れも落とせる、水回りに最適なお掃除グッズをご紹介したいと思います。

　掃除の基本は「上から下へ。奥から手前に」です。ほこりは上から落ちてきます。まずは洗面台の上や蛍光灯のカバーなどのほこりを落としましょう。意外にも、洗面台の上にはほこりや髪の毛がたくさん落ちています。こちらのダイソーの「フローリングドライシート」を使えば、するりと取ることができます。薄手ですが45枚も入っていて110円（税込）はかなりお得です。

　次に、中性洗剤を壁や床にふきかけスポンジでこすります。スポンジはセリアの「タオルバーにかけられるバススポンジ」がおすすめ。こちらのスポンジは表は柔らかく裏はとげとげで、細かい溝の汚れにも入り込んでいきます。なかなかへたれず長持ちするので、我が家では何年も愛用しています。

　排水口はあらかじめ塩素系の洗剤をかけて10分ほどおいてから、細かいブラシでこすっていきましょう。塩素系の洗剤には「キッチンハイター」や「カビキラー」などさまざまなものがありますが、実は成分は同じで濃度が違うだけ。キッチン用でもしっかり汚れは落ちますので、新たに購入しなくても大丈夫です。

ピンセット付ブラシ、洗面台ゴミガード

　こちらのダイソーの「ピンセット付ブラシ」はブラシの先端がカールしているので排水溝の奥にもブラシが届きヌメリもすっきり。名前のとおり、ピンセットが付いているので絡まった髪の毛などを取って使い終わったらしまうことができるという優れものです。

　洗面所の排水口は日々、髪の毛などが溜まってしまうところなので、最近見つけたダイソーの「洗面台ゴミガード」を使い始めました。24枚も入っています。1枚ずつ切り離して使用します。網目の部分に差し込んで装着完了。汚れが溜まったらつまんで捨てるだけ。各家庭によって排水口の大きさが違うのでサイズを確認していただき、ピッタリ合えばかなり使えるアイテムです（ポップアップ式排水口のみ使用可。排水口の直径32ミリメートル以下のもの）。

　最後は洗剤を水で洗い流し水滴をふきあげていきます。使うのはダイソーの「マイクロファイバークロス」です。

　100円ショップのマイクロファイバークロスは目が粗くあまり期待のできるものはなかったのですが、ダイソーのこの商品は実際に使ってみてクオリティが高いと感じました。掃除のプロの方々も愛用している一品なんだそうです。水ぶきをしてから乾いたクロスで乾ぶきをするとピッカピカ。蛇口部分はクロスで念入りにこするとこの通り！

　水回りの厄介者である「かび」は、80％以上の湿度と20～30度という気温、人の垢や石鹸カスなどの栄養が合わさると一気に発生します。時間が経てばどんどん浸透していき、薬剤だけでは落ちきれない汚れに変化していきますので早めに対処が必要です。

　水回りで使うものは吊るす収納にすることも、汚れを防止する対策の一つです。乾燥させることが重要ですので、適度に空気の入れ替えをして、お掃除グッズで汚れを防止していきましょう。湿度が高くなる梅雨の時期に、今から備えておけるといいですね！

（文＝高桐久恵／整理収納アドバイザー）