3月23日付当サイト記事『警察庁キャリア官僚、不倫相手に公務で便宜…国家機密情報を写メで女性に送信も』は、「フライデー」(講談社/2月24日号)で泥沼不倫を報じられた警察庁キャリア官僚・A警視長が、自身の不適正な公務、情報漏洩などが明るみにならないようにするため、不倫相手であるB氏の男性遍歴に関する情報を意図的に流し、裏でB氏を脅して口止めしようとしていた疑惑を報じた。だが、A氏が隠したかったのは、それだけではなかったようである。
A氏を知る警察庁関係者は語る。
「A氏は外交官として中国に赴任していた時期があるが、任地の女性に手を出すだけでなく、プライベートで頻繁に行っていたマカオでふしだらなパーティーにも参加していたようである。その話を本人から直接聞いたという関係者の証言もあるが、そんな脇の甘さでは、ハニートラップに引っ掛かっていた可能性もある。これは大きな問題であり、当局の厳しい調査が待たれる」
また、A氏の問題行為はこれだけにとどまらない。警視庁記者クラブ所属の記者は語る。
「A氏は職場の女性部下C氏を口説き、結婚もちらつかせて交際相手と別れさせてまで3年近く不倫していたのです。その不倫は地方の県察本部に赴任してからも続いていましたが、C氏は本当にA氏と結婚できるとを信じていたようです。ところが、C氏はA氏の妻が第三子を妊娠したことを知り、A氏に騙されていたことに気付き、自ら別れ話を持ち出したのです。
その後、A氏は警視庁交通総務課長に赴任するが、次から次へと女性記者を口説いたり、記者に合コンのセッティングを求めていました。そこに現れたのが、お金を貢いでくれそうな女性社長のB氏だったのです」
A氏の現在の女性関係はともかく、外交官として海外赴任中にハニートラップに引っかかり機密情報を漏洩していたとすれば、公務員としてあるまじき行為である。警察庁による調査とその公表が待たれる。
(文=編集部)