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上西小百合議員、テレビ取材で約20回撮り直し要求…国会中に「収録が●時からでー」

文=深笛義也/ライター
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「幽霊議員と言っていいくらい、永田町では存在感のない人です」

 7月15日のサッカー、浦和レッズ対ドルトムントの国際親善試合に対する「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とのツイートから始まり、挙げ句の果ては「くたばれレッズ」とまでツイートするまでに至った、上西小百合衆議院議員。昨年12月には「給付型奨学金については大反対です」とツイートして炎上。そのたびに存在感を誇示している上西議員の永田町での評判を国会議員秘書に訊いたところ、冒頭の言葉が返ってきた。

「議員としての仕事は何もしていません。無所属だったとしても、どうしてもこの質問をしたいということで、親しい会派にお願いしたら、質疑時間を分けてもらったりできます。しかし、上西議員はお願いすらしてないですし、お願いしたところで対応する会派もありません。皆さん、彼女とはかかわりたくないと思っていますから。上西議員としても、質問したいこともないでしょう。仕事をしていないから、いなくてもいい存在。まったく税金のムダ。ほとんどの議員は、『なんであの人、辞めないんだろう』と思っています」

 日本維新の会から立候補し議員となった上西が、無所属となったのは2年前。2015年3月13日に衆議院本会議を欠席、その前日に居酒屋とショーパブに行っていたことが明らかになった。維新の党最高顧問の橋下徹氏(当時)から議員辞職を求められたが、「法に触れない限りは議員の身分は奪われません」と居直り、同党から除名されたのだ。

「衆議院の本会議場で、維新の横が無所属の席なので、嫌でも維新の先生の隣に上西議員は座らなければならないのですが、露骨に無視されています。それでスケジュール帳を開いて、『明日はテレ朝の収録が●時からでー』などと独り言のように呟いてるのです。本会議が長いと彼女、靴を脱いじゃうらしいのですが、『足が臭くて耐えられないから、絶対にそっち側には体向けられない』と男性議員が言っていました」(同秘書)

深夜の目撃談

 今回の騒動の釈明では、マスコミと上西議員のやりとりに秘書が口を挟み、質疑応答をやり直す一部始終が繰り返しテレビで放送された。

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