“サ高住”ブームの行方 ワタミ、建設/不動産会社も続々参入…仲介に反社勢力の影も
「有料老人ホームと違い、サ高住は住宅なので規制が少なく、資本の論理で運営できる。ワタミはかなり積極的に進めていくのではないだろうかと、業界内では見られている」
サ高住の登録制度は、まだ創設2年目である。諸問題があるにせよ、国の介護サービス体系の運用方針では、高齢者の住まいを自宅と施設の2カ所から、自宅と施設と高齢者住宅の3カ所に再編することが固まっている。2年後の介護報酬改定を契機に、サ高住運営に一定の方向性が見えてくるのではないだろうか。
(文=編集部)