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米国移住は逆効果か…小室圭さん・眞子さま、過激な欧米パパラッチの標的化の兆候

文=編集部
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宮内庁のHPより

 秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚が延期になっていた小室圭さんが、近く日本に帰国する。一連の騒動と今後の将来的な指針に関して小室氏が何を語り、事態を収束させることができるのかが注目されている。いずれにせよ小室氏にとって、今回の帰国と会見が最大の山場であることは間違いない。だが、それさえうまく乗り越えられれば、婚姻届を提出して、移住先のアメリカで平穏な新婚生活が待っている――とは、いかないかもしれない。

欧米のパパラッチが関心を示し始めている?

 米国駐在経験のある全国紙記者は次のように語る。

「駐在当時に知り合った取材先から複数回、『日本の大手週刊誌の編集者を紹介してくれないか』という連絡がありました。“お騒がせセレブ”などを専門にしているゴシップ系のフリーライターやフォトグラファーが小室さんと眞子さまに関心を示しているらしいのです。米国や英国のメディアに売るよりも、『日本の雑誌媒体などで需要があるのではないか』との提案でした。とりあえず、『直接、編集部にメールするか、別の人に頼んでください』と答えたのですが、先方は『当ってみる』と。

 眞子さまと小室さんの件は、日本ほど米英ではニュースなどで取り上げられていませんでした。潮目が変わったのは、眞子さまが最大で1憶5000万円とも言われる結婚一時金を辞退される方針を示されたことを、米英の各大手メディアが報道したことです。日本では”世論に配慮し辞退した”という論調でしたが、米英の報道では『眞子さまが決然としてお金より愛を選んだ』とのニュアンスがにじみ出ていました。

 つまり、欧米人が好きなテーマである“王冠を賭けた恋”としてこの件が広く認識されたのではないかと思います。加えて、”小室さんと眞子さまのプライベートを追えば金になる”ということが現地のメディア関係者に広く知れ渡った可能性があります」

米英メディアは「一時金辞退」を「一時金拒否」と報道

 確かに眞子さまが一時金を辞退するとの報道は、日本メディアの英字版以外にも、米英の大手メディアが大きく記事にしていた。

 例えば米「FOX NEWS」は2日、『Japan’s Princess Mako rejects $1.3 million payout ahead of marrying legal assistant: report』と「(一時金を)拒絶」という強い言葉を用いて報道。英「Daily EXPRESS」は3日、『Why Japan’s Princess Mako ‘snubbed’ £1m wedding payout』は「(一時金を)鼻であしらう」と報じている。

 米メディアに勤務経験のあるライターは次のように話した。

「欧米のパパラッチのえげつなさは、日本の週刊誌の比でありませんよ。軍の特殊部隊経験者が警備しているのに、英王室関係者がプライベートビーチで羽を伸ばそうものなら、赤裸々な写真をおさえられてしまう。英王室を離脱し、結果的に『王冠を賭けた恋』になってしまったメーガン妃とヘンリー王子への報道過熱を見ればわかるでしょう。

 日本国民からすれば皇室関係者は常に礼節を保って接する必要がある対象ですが、欧米人から見れば面白い話題を提供してくれる“お騒がせセレブ”にすぎないのです。結婚で皇室を離れ、一般人になればなおさらです。

 日本で取りざたされていた、小室さんの就職活動での経歴書詐称疑惑などが、フェアな競争が好きな米国人に広く知れ渡れば、反感や妬みを生むでしょう。今後も、小室さんのゴシップ情報を提供する人々が一定数出てくるかもしれません。少なくとも経歴書の報道では現地の法律事務所関係者が日本の週刊誌に情報を流していたようですしね。

 日本の皇室が英国王室ほど注目を集めるトピックなのかは微妙なところだとは思います。ただし現地の媒体が興味を示さなくても、日本の週刊誌などに売り込みをかける現地ライターはいるでしょう。

 宮内庁などは“とにかく渡米させれば、報道過熱状態の日本の喧噪から離れられる”と思っているのかもしれませんが、情勢によってはむしろ逆なのではないかと……。なにしろ、セレブのゴシップが最も盛んなのは欧米なのですから」

(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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