心を痛められる秋篠宮家
こうした秋篠宮家に対して厳しい声も上がるなか、「週刊女性」によると、紀子さまは、秋篠宮家が国民からどう見られているかを判断するために、ネットニュースをチェックすることもあるといい、多くの批判に憔悴しているという。さらに、一家の仲の良さをアピールするために、ご一家でお出ましになられる機会が増えていると報じている。皇室を取材する記者は語る。
「もし小室さんが眞子さまの“婚約者”でなければ、留学先の大学が奨学金を支給したかは疑問でしょう。その意味では、もし一連の報道が事実であれば、小室さんは皇室を利用して、まったく自己負担なしで3年間の留学をするとみられても、仕方がないでしょう。一方の秋篠宮家といえば、今回の奨学金報道でさらに国民から厳しい目を向けられる結果になっているわけですが、5月の新天皇即位後は皇位継承ナンバー1の『皇嗣(こうし)』となり皇太子と同じ役割を担われる秋篠宮さまのご一家を大きく揺るがす。この小室さんという一人の男性が持つ破壊力とは、いったいなんなのか、とても不思議に感じます。
現皇太子殿下が新天皇に即位され、令和という新たな時代を迎えるなか、皇室としても小室さんと眞子さまの結婚問題は、いち早く解決すべき問題ではありますが、これは皇室の問題であると共に、お二人の極めて私的な問題であり、その二重性がより事態を複雑にしているといえるでしょう。
ただ、秋篠宮さまは昨年11月に行われた会見で『(借金問題について)それ相応の対応をするべき』『そういう状況にならなければ、私たちは、婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません』とご発言されましたが、借金問題が発覚して約1年半が経過しても、いまだに小室家がこの問題を解決しようという姿勢すらみせていないという現実を踏まえれば、すでにもう答えは出ているといえるのではないでしょうか。ご結婚といういくら私的な事柄といえども、やはり皇嗣家の長女のご結婚が、世論の理解を得られないままで進められるというのは、難しいと感じます」
秋篠宮家が揺れたまま、令和の時代を迎えようとしている。
(文=編集部)