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今冬ボーナス増、恩恵は限定的?多い「受給なし」層~“手堅さ”目立つ使い道と、世代別特徴

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今冬ボーナス増、恩恵は限定的?多い「受給なし」層~“手堅さ”目立つ使い道と、世代別特徴の画像1「Thinkstock」より
 年末が近づき、多くの企業ではすでに冬のボーナス(賞与・一時金)支給も一段落し、その使い道に思いをめぐらせている人も多いかもしれません。日本経済新聞社の集計によると、全産業の今冬ボーナス平均支給額は前年比2.55%増の74万1677円と、2年ぶりのプラスとなり、個人消費を押し上げる可能性が出ているともいわれていますが、一般の人々の実感として、果たして本当に「ボーナス増額」の恩恵を感じているのでしょうか? また、ボーナスをどのように使う予定なのでしょうか?

 そこで今回は、インターネット調査最大手・マクロミルの協力の下、全国の1000人にアンケートを実施。この調査結果から、「ボーナスの実態」を探ってみましょう。

 ・調査期間:2013年12月17日(火) ~ 2013年12月18日(水)
 ・調査方法:インターネット調査
 ・調査対象:マクロミルモニター会員 男性500人、女性500人 合計1,000人(各年代ごとに均等割付)

<調査内容1>

 Q1.今冬、あなたのボーナス受給額はいくらですか?

<回答>

 (1)今冬は受給なし 12.1%
 (2)20万円未満 6.3%
 (3)20万以上~40万円未満 6.9%
 (4)40万以上~60万円未満 6.3%
 (5)60万以上~80万円未満 4.6%
 (6)80万以上~100万円未満 2.8%
 (7)100万以上~150万円未満 2.5%
 (8)150万以上~200万円未満 0.2%
 (9)200万円以上 0.1%
 (10)その他 3.7%
 (11)働いていない/ボーナス受給の対象ではない 54.5%

<解説>

「働いていない/ボーナス受給の対象ではない」が約半数を占め、1位となりました。「自営業のため賞与はなし、自分へのご褒美のみ」(60代男性)、「個人事業主なので関係ない」(50代男性)という自営業、個人事業主の回答が多く見られ、「もともと年俸制で冬のボーナスはない」(50代男性)という給与形態がボーナス制ではなく年俸制であるという回答も多く見られました。また、「パートなので出ない」(40代女性)といった雇用形態によりボーナスがないという回答から、「もらえるのかまだわからない」(30代女性)という回答も見受けられました。

 次いで「今冬は受給なし」が2位という結果や、前出の日経新聞調査における平均支給額74万1677円が該当する「60万以上~80万円未満」は、全体のわずか4.6%という結果を考慮すると、アベノミクス効果で景気回復とは言われているものの、まだまだその恩恵が世間一般の人々まで広く行きわたっていない様子がうかがえます。

<調査内容2>

 Q2.今冬のボーナスを主に何に使いますか?(複数回答可)

BusinessJournal編集部

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