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「Thinkstock」より
10月21日付連載前回記事『病気や体調不良の原因はなんと「口」?』では、全身の健康は口の健康が支え、その口の健康に良くも悪くも大きく影響するのが、かみ合わせだと説明しました。
では、口が健康であるとは、どういう状態を指すのでしょうか。
自覚的には、「口を意識することなく社会生活を送れること」であり、他覚的には「口に関する各器官に異常がなく、スムーズに連携して機能していること」といえるでしょう。
たとえば、歯が抜けたままだったり、痛む歯やしみる歯などがあれば、食事のたびに口を意識しますし、また、あくびをする時に顎関節に音や引っ掛かり、痛みがある人は、あくびをするたびに顎を意識します。そして程度が重ければ、食事やあくびをすることに恐怖を感じ、噛まなくても食べられるものや食べてもしみないものだけを選んで食べたり、あくびを噛み殺すなど、明らかに生活上の制限が生じます。
これらの制限を受けた口は、いわば偏った動きを強いられている状態です。このようなストレスは口の健康を損なっていきます。
口は顎・口腔系としてとらえる
口を構成している要素は、大きく分けて(1)上顎、(2)下顎、(3)歯、(4)頬、(5)舌、(6)口蓋(上あご部分)、(7)顎底(舌の下の部分)です。
この中でも歯は特殊で、人体の中で唯一外に出ている骨といえるもので、ほかの要素と違って非常に柔軟性に欠けるものです。
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