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西山美紀「貯蓄スキルの高め方」

今年こそ「副業」を考えたい3つの理由と注意点!確定申告はどうするべき?

文=西山美紀/マネーコラムニスト
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オフィスで働くビジネスパーソン(「gettyimages」より)
「gettyimages」より

 年が明けて、今年の抱負をSNSに書き込んだ人もいるでしょう。その一方で、みんなが書き込む抱負を見ながら「すごいなあ……自分もなんとかしないと……」と思いながら、気づけば1月も半ばだという人もいるかもしれません。

「今年は何かがんばってみよう」と思っている人、“副業”を考えてみませんか? 今年こそ「副業」を考えたい理由3つと、アドバイスをお伝えします。

1■収入の柱が2つ以上あると安心だから

 どんな安定企業でも、今後はどうなるかわからない時代。「早期退職募集」というニュースを聞いて、ドキッとすることもあるのではないでしょうか。

 そんなときに、副業をしていれば心の安定を保てます。「副業があるから、少しは収入があるから大丈夫」という安心感だけでなく、自分が必要とされている場所がいくつかあることは、自己肯定感がなんとなく上がるものです。

 本業1本だけだと、本業で何かあったときにあたふたしてしまうかもしれません。そこで副業を少しでもしていれば、副業を本業にできるように仕事を増やしたり、副業を含めた経験を活かして新たな職探しをしたりと、必ず役立つでしょう。

 収入だけでなく、心の安定という意味でも、2つ以上の仕事を持つことはメリットが大きいのではないでしょうか。

2■副業がしやすい時代になってきたから

 長寿の時代となり、働く年齢も60歳までから65歳、さらには今後70歳まで延びていく可能性が高くなってきています。働く期間が長ければ、これまでのように「一生1社」で働くのではなく、何度か転職したり、複数の仕事を同時並行したりというのが当たり前になっていくでしょう。

 特にリモートワークが増えてきた今、会社に全員が出社しなくても、遠くからでもオンラインで参加することも可能になりました。「この業務だけ誰かに頼みたい」というピンポイントで参加する形も増えるなど、働き方の自由度がどんどん増していきそうです。

 そして、「あの会社が、副業解禁!」というニュースを目にする機会も増えました。会社側も副業を後押ししていれば、なおさらやりやすくなるもの。せっかくなので、この波に乗ってしまいましょう。

3■本業のスキルアップにもつながるから

 副業を行うことは現在の本業にも活きてくるのも、大きなメリットです。

 長年同じ場所、同じ仕事をしていると、なんとなく惰性で仕事ができてしまうケースも、実はあるのではないでしょうか。新人時代のときのように新たなチャレンジに挑む経験が減っていくのも事実です。

 いつの間にかスキルアップからすっかり遠ざかり、自分のできる範囲の仕事になっているかも……という状態であれば、少々危険。

 そこで、副業をしてみるのです。新たなジャンル・分野の仕事をすると、未経験ならではの学びがたくさんあるはず。フレッシュな気持ちになり、やる気も上がるでしょう。新たなスキルが磨かれて、今の本業でもきっと活きるはずです。

 また、新たな仕事や職場を経験することで、「今の本業の仕事の方が実は楽しいな」「お互いのことがよくわかっている人間関係、本業の職場も悪くないな。今の上司は話しやすいし……」などと気づかされるケースもあるかもしれません。本業を気持ちよく進められたら、成果アップも期待できそうです。

■まずは小さなことから始めてみよう

副業、始めてみようかな……」と思ったら、履歴書を書いて、求人を探して……といった大げさなことではなく、まずは小さなことから始めてみましょう。

 たとえば、知り合いに「土日に時間があって、こういう仕事ができそうなので、もし何か仕事として手伝えることがあったら教えてください」などと伝えてみるのもおすすめです。筆者の周りでも、この形で副業を始めたという人もたくさんいますし、実際に取材をしていても「きっかけは周りへの声かけだった」という声が多数あります(ただし、お金がからむ話になりますので、お互い気持ちよく進められる関係かを考えたうえで動きましょう)。

 求人情報から探す場合は、1日や数日間、スキマ時間など、短期間でできる仕事から始めるといいでしょう。小さな規模から始めて、自分に合っているかを確認した後、少しずつ仕事を増やしていくと無理がないはずです。

 副業をする際に大切なことは、本業に悪影響を及ぼさないこと。競合他社を避けることはもちろんのこと、心身の疲れを本業の勤務中に残さないことも大切です。また、本業の最中に頻繁にメールや電話がくるという副業は、本業に支障をきたしてしまうので(間違ったメールを送ったり、返事を間違えてしまったり……)、本業と副業の時間は、きっちりと分けることがおすすめです。

 そして、事前に勤務先に副業がOKかを確認することも忘れずに。さらに、副業で年間所得(収入から経費を引いたもの)が20万円を超えたら、確定申告が必要です。20万円を超えない場合でも住民税の申告は必要なため、確定申告の準備を必ずしましょう。経費がかかっている場合など、納めすぎた税金が戻ってくる可能性もあるので、確定申告をするメリットはあるはずです。

 ここで注意したいことが、いきなり「副業講座」などへ参加すること。「講座を受けたら優先的に仕事を紹介するといわれたけれどまったく紹介がなく、高額な講座料がかかっただけ……」という詐欺のケースもあるので、見極めが必要です。

 まずは、実際に副業をやっている友人・知人、職場の人の話を聞いてみたり、「何か仕事ができるよ」と伝えてみたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。少しでも収入になれば自信になり、そこから少しずつステップアップをしていけると思います!

(文=西山美紀/マネーコラムニスト)

西山美紀/マネーコラムニスト・ファイナンシャルプランナー

西山美紀/マネーコラムニスト・ファイナンシャルプランナー

出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。単に貯蓄額を増やすのではなく、うるおいのある毎日のためのお金の使い方・貯め方について発信。Oggi、ミモレ、マリソル、LEE、日経DUALなどの女性誌・WEB等でマネーコラム連載、取材・執筆・監修等。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)、『はじめての積立投資・つみたてNISA・iDeCoもよくわかる!お金の増やし方』(主婦の友社)等。

Twitter:@writerN1225

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